のり面構造物長寿命化工法

のり面構造物長寿命化工法とは、日特建設によって開発された老朽化した法面構造物向けの予防保全的な維持管理方法(対策工)のことで、地表面構造物/のり面地山の区分に応じた対策工を施すものである。地表面構造物補修に関しては、健全性評価区分としてB(軽微な低下)→D(著しく低下)、予防保全で区分され、受圧板/法枠/吹付を構成部材として、ひび割れシール工、注入工、充填工(B)→表面被覆工(C)→断面補修工、増厚工、断面補修工(D)、表面被覆工、含浸工(予防保全)とするものである。他方、のり面地山補強に関しては、吹付受圧板工法(FSCパネル)、ロックボルト工、空洞充填工(パフェグラウト工法)→グラウンドアンカー工+受圧板工(E;危険)とするものであり、双方の区分に跨る工法としてはニューレスプ工法(吹付のり面補修・補強工;B~C)とされている。

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