クールチューブ(ヒート・アースチューブ)

クールチューブ(ヒート・アースチューブ)とは、地中にダクトを埋設して、外気を通すことで地中と熱交換(冷却/加熱)する工法のことで、具体的には、夏は地中で冷却した空気を、冬季は地中熱により暖められた空気を室内に供給するものとされる。クールチューブ(ヒート・アースチューブ)には一般に、鉄筋コンクリート/硬質塩化ビニール管が使用される。クールチューブ(ヒート・アースチューブ)の留意点としては、1)クールチューブ内のカビ/細菌の発生原因とされる結露水を排出することと、2)交換熱量/送風動力を比較して高効率な導入路を選択することとされる。ちなみにクールチューブ(ヒート・アースチューブ)は、年間の冷暖房エネルギーを抑制し、家中快適な温熱環境を作り出すものとして広く採用されている。

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