ケミカル・プラグ・シールド工法(CPS)

ケミカル・プラグ・シールド工法(Chemical Plug Shield method)は、泥土圧シールド工法の一種。CPS工法とも言う。主剤CP-Mと助剤CP-Sの2種類の薬剤を、止水プラグの形成に使用する泥土圧シールド工法。ケミカル・プラグ・シールド工法を用いると、止水プラグが切羽圧力を保持するため、切羽崩壊や地盤沈下の心配をせずに、高水圧の作用する地盤を掘削できる。これまでの泥土圧シールド工法では、高水圧が作用する滞水砂礫層等を掘進する場合、ロータリーバルブ等で噴発防止対策を行ってきたが、切羽圧力や土質の変化に十分に対応できていなかった。

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