コンクリート(concrete)とは、骨材、水、セメント、混和剤を混ぜ合わせて固めたもので、建設工事現場でよく使われる。コンクリートの成分でもっとも多いのが骨材で、およそ7割を占める。
セメントとは、粘土を含んだ石灰石や石膏を焼いて粉末にしたもので、その主成分は炭酸カルシウムである。セメントのほとんどがコンクリートとして使用され、他にもモルタルやセメントペーストにも使用される。
工場での製造、工事現場での打設、その後の養生の各工程で、工事内容に合わせた管理を綿密にやらないと、構造物完成後の安全性に大きな差異が生じる。