ザペック工法タイプG

ザペック工法タイプGとは、世紀東急工業によって開発された積雪寒冷地向けの凍結抑制舗装のことで、原理的には、舗装表面にグルービング溝を施した後に、凍結抑制材(CMA/ゴム粒子)を充填することで、路面凍結の防止/車両走行の安全性向上に寄与するものである。尚、グルービング溝に関しては、縦方向(横滑り防止)/横方向(走行音による注意喚起)によって特筆される。ちなみに、ザペック工法タイプGはNETIS登録技術であり、車両の滑り難さ/施工のコスト/凍結抑制効果/路面の耐久性などの総合評価を通過、導入実績と施工面積の伸長が見られ、今後においては凍結が懸念される場所への更なる導入拡大が期待される。

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