スターズ基礎梁工法

スターズ基礎梁工法とは、フジタ/大和ハウス工業によって共同開発された基礎梁貫通孔補強工法のことで、原理的には、中低層RC造の基礎梁に設置された貫通孔の周囲に(二等辺三角形状の)補強筋を上下に組み合わせた星形補強筋(径10mm~25mm;重量2~17kg)を配置することで、梁強度の向上に寄与するものである。尚、スターズ基礎梁工法は星形補強筋以外にも、孔際補強筋/孔部上下補強筋/孔部水平補強筋などで構成するものである。ちなみに、梁せいは通常、貫通孔直径の3倍以上確保することとされているが、スターズ基礎梁工法により梁せいを2倍程度に小さくすることが可能となるため、地下躯体工事費の低減/作業の効率化が見込めるとされる。

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