ストロンガー工法とは、既設H鋼式落石防護柵を利用した吸収エネルギーを高める技術のことで、原理的には、既存の落石防護柵にねじれ防止用の金具を上下に設置し、支柱頭部を高速バーで連結するもので、端末部には補強材の緩衝装置を、背面にはワイヤ金網を設置することで、エネルギー吸収性能を120kJ程度に高めるとされる(柵高3.5m迄)。ストロンガー工法によって既設撤去による新設の必要がなく、経済性に優れ工期短縮も見込める。ストロンガー工法はストロンガー工法研究会によって開発された。ストロンガー工法はNETIS登録技術である。