タフショットクリート

タフショットクリートとは、大林組/宇部興産によって共同開発されたセメント系補修/補強材料のことで、原理的には、緻密な組織構造を有するため、従来型のポリマーセメントモルタル(30年)に比べ、中性化/塩害/凍害に対する耐性に優れ、再劣化防止に寄与するものである(50年)。尚、コンクリート構造物の補修/補強に際しては、一般に吹き付け工法/左官工法に分類されるが、工法に応じた配合の手間に対する課題となっていた。ちなみにタフショットクリートは対象範囲に依らずに両工法で使用可能とされるため、工期短縮にも貢献できるとされる。

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