ミニウォール工法

ミニウォール工法とは、小規模の等圧式ソイルセメント地中連続壁工法のことで、原理的には、施工機のブーム先端に取り付けた懸垂式リーダーをガイドに、チェーンソー型カッターで溝壁を掘削するもので、原位置土とセメントミルクを攪拌して均質・等質なソイルセメント壁を築造するものである。ミニウォール工法の適用範囲は、掘削深度20m、壁厚800mmとされ、近接施工や傾斜地における施工性向上が見込まれる。尚、施工規模/現場状況によって出力の異なる施工機を使い分けることも可能とされる。ミニウォール工法は太洋基礎工業㈱によって開発された。ミニウォール工法はNETIS登録技術である。

カテゴリ
モバイルバージョンを終了