ロータスアンカー工法とは、RSIグラウンドアンカー工法を応用した地山補強土工法のことであり、ラディッシュアンカー(工法)を補完するものとして位置づけられる。原理的には、特殊な注入パイプ(インジェクションパイプ)を使用し、ダブルパッカーからグラウトを加圧注入(1.0~2.0MPa)することで、球根状の補強体が造成され、大きな引抜抵抗力を得るものである。なお、ロータスアンカー工法は施工機械の変更がなく地盤条件の変化に対応できるものの、改良径が一定でない為、改良径の評価や地表面隆起に対する施工法の確立が課題となっている。