仮設工事とは、工事着工から完成に至るまでに必要な仮設設備を設ける工事(仮囲い/山留め/足場等)を指す。仮設設備は建物完成時には形として残らないが、工事を進めていく段階でその建物の良否を左右する大切な工事とされる。尚、工期/建物の種類/規模/仕上げ程度/工事費などを考慮し、適切な施工計画の基に工事を進めるようにするものとされる。ちなみに大手ゼネコンにおける仮設工事において、現場所長の方針が外部から伺うことができるとされる。極端に仮設費用を軽減した場合、より安全面におけるリスク増大に考慮しなくてはならない。