免震レトロフィット

免震レトロフィットとは、故丹下健三氏によって設計された山梨文化会館(RC造)の免震改修(免震設置)工事に採用された免震装置のことで、三井住友建設によって開発された。原理的には、柱脚に免震基礎を構築した後、ジャッキなどで荷重を受け替え柱脚をカットし、地下2階の柱脚部に直動転がり支承(CLB)/天然ゴム系積層ゴム支承(NRB)/スズプラグ入り積層ゴム支承(SnRB)から構成される免震レトロフィット(計68基)を設置するものである。尚、デザインを変えず、一部供用しながらの当該工事は、2016年12月末の完成を目指している。

カテゴリ
モバイルバージョンを終了