塩分濃縮

塩分濃縮とは、中性化により塩化物イオンが拡散して部分的に濃度が高まり鉄筋腐食が起きる現象のことで、原理的には、冷気によりコンクリートが冷やされると、空隙を満たした水は表面から徐々に凍結し、コンクリート中に固定化されていた塩分が解離、その分離された塩分がコンクリートの内部へと移動するために起こるとされる。ちなみに、塩分濃縮は凍結深さの地点で高濃度になるとされる。

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