小口径拡縮径ビット

小口径拡縮径ビットとは、戸田建設/西松建設/古河ロックドリル/三菱マテリアルによって共同開発された拡底ロックボルトのことで、原理的には、ドリルジャンボの先端部に小口径拡縮径ビットを装着し、不良地山に挿入、地中の任意位置において、径(標準部/到達部分)を拡大させることで、ボルトの引き抜き抵抗の向上に寄与するものである。尚、小口径拡縮径ビットはボルト回転/打撃/削孔により先端の羽が軸直角方向に移動可能なため、地質が不安定なトンネル坑道支保材の1つと位置付けられた、安定的な施工技術として導入拡大が期待される。

カテゴリ
モバイルバージョンを終了