熱伝導保水スラグ舗装材ヒートスルーサンド

熱伝導保水スラグ舗装材ヒートスルーサンドとは、フジタ道路/三和グランドによって共同開発された熱伝導保水スラグ舗装材(厚さ5~15cm)のことで、原理的には、従来型の遮熱性舗装は熱を大気中に放射するものであったが、舗装材に熱伝導率の良好な骨材(ケイ石)を配合することで、逆に地中に拡散/伝道することで、舗装表面の温度低下に寄与するものである。尚、熱伝導保水スラグ舗装材ヒートスルーサンドは遮熱剤塗布により自体で機能を持ち、夏季/冬季に応じた熱伝導性能(従来型の1.5倍)が補完し合うことで、舗装表面の品質確保に貢献するものである。ちなみに、高炉水砕スラグは経年(3~5年)による強度増進と、機能劣化がなく透水性/保水性の両立に優れ、歩道/公園/駐車場の諸条件に応じライトブラウン/ソフトレッド/イエロー/ナチュラルのラインナップから選択可能、現場製造の路上混合式とされる。

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