生体遮へい壁解体工法

生体遮へい壁解体工法とは、原子炉からの中性子の照射によって放射化したコンクリートを、解体ロボットを使い遠隔操作でブロック状に切断解体しようとする工法である。切断手順は、原子炉が入っていた円筒状の遮へい壁の中に解体ロボットをワイヤーで吊り下げ、内側から切断しながら下方へと移動していく。なお解体ロボットのアームは、ダイヤモンド・カッターを持ち、旋回/前進・後退/上昇・下降/送り・戻しの四つの自由度の動作を行える。生体遮へい壁解体工法は清水建設によって実証実験が行われている。

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