1.5MWハイブリッド大規模蓄電システムとは、日立製作所/新神戸電機によって開発された伊豆大島におけるハイブリッド大規模蓄電システムのことで、原理的には、高入出力・長寿命鉛蓄電池/リチウムイオンキャパシタで構成されるが、蓄電システムを島内の電力系統(東京電力)に接続することで、大電力の充放電/ピークシフト/変動抑制などの制御を短期間に行うものである。尚、1.5MWハイブリッド大規模蓄電システムはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業に採択されたが、再生可能エネルギーの大量導入によって外部条件による電力系統への影響に依らずに安定供給を可能にするものとして今後も普及拡大が期待されている。