DEFC型枠工法とは、コンクリート打設後にせき板を解体しないで躯体に打込む工法の1つであり、工場製作されたセメント系の押出し成形板をせき板として使用するものである。原理としては、従来の締付け金物および端太材で固定するもので、板厚は25_と薄肉であるが、コンクリート製のため加工性・施工性は在来型枠工法より劣るとされる。しかし、DEFC型枠工法は(ロボットなどの導入により)施工性の改善が期待される。DEFC型枠工法は主に壁用の打込み型枠であるが、そのなかでも地下壁の透水型枠としての利用が多いとされる。