ESA工法(ENDLESS SELF ADVANCING METHOD)は、長距離にわたりボックスカルバートを非開削で施工するトンネル施工方法。ESAは、無限自走前進工法の略。3個以上のボックスカルバートをPC鋼線で連結し、各ボックスカルバート間と最後部に油圧ジャッキを設置することで、ボックスカルバートを1函体づつ順次推進させる。尾部を固定して頭部を前進させ、次に頭部を固定して尾部を引き寄せるという動きを繰返すことで前進することから、ESA工法は、尺取虫の動きに例えられることもある。本体構造はRC造ボックスカルバート。基礎杭は不要で、大断面トンネル、異形断面トンネル、曲線施工が可能。