NDコアとは、日鉄住金建材によって開発されたS造柱梁接合に使用する厚肉の角形鋼管部材のことで、中低層建物(事務所/倉庫)の大部分、ほとんどの勾配屋根に適用が可能とされる。原理的には、従来型のラインナップ(150mm角/175mm角/200mm角/250mm角/300mm角)に加え新たに350mm角が開発され、柱頭の斜め切断角度も従来型の30度→45度に広げたことで、サイズの拡充に合わせた溶接箇所の減少に伴う、溶接技能者の省力化/コスト削減/工期短縮に寄与するものである。尚、NDコアは従来型のダイヤフラムプレートが不要で、部材の高さは最小の150mmから1mm間隔で任意で設定可能とされる。ちなみに、NDコアは構造安定性において、ベターリビングにより評定を取得している。