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2017.12.21
ヤバいよ、おっぞん君!空調冷媒の画期的な配管溶接方法とは?
空調工事で冷媒配管工事をする際に出くわす、もっとも厄介な作業の一つが「冷媒配管同士のガス溶接」だ。
ビルマル(ビル用マルチエアコン)などの大きいエアコンでは、どうしてもシャフト(空調配管、給排水配管電気配線など1ヶ所にまとまる部屋)内で、インチ1以上の大きさの配管の溶接をしなくてはならない。
さらに縦配管では各階ごとにガス溶接したり、天井内では狭いところの2分4分(配管外形6.35mmと12.7mm)、もしくは3分5分(配管外形9.52mmと15.88mm)などの配管サイズのガス溶接しなければならないわけだが、なんといってもシャフト内は狭いため、苦労を強いられる。
例えば、病院の新築工事でのシャフト内の冷媒配管では、狭すぎて配管同士の幅が5センチぐらいしか無いときがある。ガス溶接する際に、まず酸素とアセチレンのガスボンベが必要になり、ろう付けなので、さらに溶接棒も必要になる。また、他のものに引火しないように、濡れたウエスや水バケツなどを狭い場所に用意しなければならない。少しでも溶接時間が長ければ、濡れたウエスも焦げ付き、冷媒配管の保温材も溶けたように跡が残ることがある。
そんなこんなで空調冷媒配管の溶接技量を伸ばしたいところだが、時間がない、なかなかうまくできないという空調屋も多いと思われる。大手空調会社に勤めていた頃の私もそうだった。そこで、ある日、上司からある講習に参加するように勧められたことがある。その講習とは「おっぞんくん講習」だ。おっぞん君?(笑)、なんかヘンな名前だなあと思いながら、渋々おっぞんくん講習を受けたが、おっぞんくんはすごかった!
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