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建設業界に数々のイノベーション!…常識を覆す「OKUTA」のヤバい社内制度とは?

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公開日:2018.01.19
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秋の大型連休、社内恋愛の推奨。トガッたOKUTAの福利厚生

――例えば、どんな休暇制度がある?

OKUTA 「ロングバケーション・インクォーター」という制度があります。1年のうち3ヶ月間を1クォーターとしクォーターに1度大型連休を作りました。一般的に大型連休はお正月、GW、夏休みとありますが、10〜12月は大型連休がありません。そこでOKUTA では、10月に4日間の連休を設定し、全社員が休暇を取得する制度を設けています。旅行に行く社員もいれば社員同士で趣味を楽しんでいることもあります。

――ほかには?

OKUTA 「バースデー休暇」は、社員の誕生日だけでなく、社員の家族の誕生日も休日になります。これは配偶者や子供の誕生日に遅くまで働いている社員がいたことで生まれた制度で、頑張って遅くまで働くことが家族の為だという固定概念を覆し、家族の大切な記念日を一緒に過ごすことこそが重要だという意味です。

社員約300人のうち約4割が女性社員なので、子育てをしやすいように、在宅勤務や時短勤務などの制度もあります。

―― 社内恋愛や社内結婚も推奨していると聞いたが?

OKUTA はい。「OKUTA Family」の間ですでに30組以上が結婚しています。よく驚かれますが、これも「OKUTA Family」の考え方の延長です。OKUTA では家族ぐるみのイベントが多いので、私の家族は、私が普段どんな人たちと一緒に働いているかを知っています。そのため「社員のAさんと飲みに行く」と言うと、家族はAさんを知っているので安心して送り出してくれます。それと同様、社内結婚であればお互いに労働環境を把握しているので、より情報を共有しやすく安心感にも繋がると考えます。

LOHAS studio練馬店

LOHAS studio練馬店

―― 個人的に気に入っている社内制度は?

OKUTA 沢山あって絞れませんが、「アクティビティ倶楽部制度」は特に気に入っている制度の一つです。業務外での趣味やスポーツの活動費を会社が支援する制度で、サーフィン、釣り、山登りなど共通の趣味を通じて、自然の中で太陽を浴びつつ社員同士が交流することができます。例えば私の場合、新人営業社員との接触は施工講習くらいしかないのですが、アクテビティを通じて同じ時間を過ごすことで、部署の垣根を越えてコミュニケーションを取ることができるようになりました。会社の風通りも良くなって、仕事にもいい影響を与えてくれます。

サーフィン中の高橋拓也さん

サーフィン中の高橋拓也さん

――新たに導入を検討している社内制度もある?

OKUTA 昨年11月からは「OKUTA weekday スーパーフレックス制度」という新しい制度を導入しました。会社のキャリアパスに準じた一定のパフォーマンスを発揮している社員を対象に、平日はコアタイムを設けず、自由に出勤・退社できるという制度です。忙しい時も余裕のある時も定時まで待機しているという働き方は非効率的ですよね。これも建設業界の常識を破る制度だと思います。

特に現場監督や施工監理の業界ではほぼ聞いたことが無い制度です。

さらに2012年からは、休憩時間とは別に、眠くなったタイミングで15~20分間の仮眠を取ることができる「POWER NAP制度」も導入しています。眠ることを悪いことだと捉えるのではなく、それを肯定してリフレッシュして働いてもらおうというのが趣旨で、各自のデスクや営業車などで仮眠をとっています。実際に20分くらいの仮眠が作業効率のUPに繋がることが科学的に証明されています。

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この記事を書いた人

長井 雄一朗
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建設専門紙の記者などを経てフリーライターに。建設関連の事件・ビジネス・法規、国交省の動向などに精通。 長年、紙媒体で活躍してきたが、『施工の神様』の建設技術者を応援するという姿勢に魅せられてWeb媒体に進出開始。
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