土間コンクリートの補修工事を、いつもと違う業者に頼んだら
よく民間工事でお願いされるのが、一般家庭のガレージや庭にある土間コンクリート(土間コン)の補修工事である。
土間コンクリートの仕事を頼まれたら、基本的には、下請けの施工業者さんに話を振って、私が管理業務を行う、といった流れで施工を進めていく。
しかし、ある日のこと。いつも施工を担当してもらう土木業者が忙しく、やむを得ず、別の知り合いの業者に、施工をお願いすることになった。
その業者は普段、下水工事を主に請け負っており、私がこれまでに見たことがない材料を用いて、土間コンクリートの施工を開始したのである。
土間コン打ちは、意外と手間の多い !
土間コンクリートの補修工事の手順は、まず既設のコンクリートを撤去した後、配筋を行い、新しく生コンを打設する、といった施工方法が主流だ。
少なくとも私が今まで施工を依頼してきた土木業者さんは、毎回そういった施工方法で土間コンクリートを補修してくれていた。
既設コンクリートを撤去するために、コンプレッサーやブレーカーを段取りして、なおかつ生コンを取りに行くなど、民間工事の土間コンクリート打設は意外と手間がかかるのである。