前田道路の産業廃棄物許認可は?
こうした偽装事件は、税金をだまし取る詐欺行為と何ら変わりない。伝票上で1万5000トンと報道されているが、私は実際にはそんなもんではないと思う。
自分も同じ業界にいたので分かるが、繁忙期になると一人で1万5000トンの伝票偽造はそれなりの合材工場ならばやっているはず。まして改良土は使う量も多い。前田道路は1年の指名停止を受けているようだが、これからどんどん問題が明かるみに出てきたとき、1年で済むのかは疑問である。
マニフェスト偽造は、産業廃棄物の別の法律に引っかかる可能性があるため、 前田道路はかなりの危機的状況に追い込まれる可能性がある。なぜなら産業廃棄物の許認可が取り消しを受けた場合、廃材の受け入れが出来なくなってしまうからだ。
廃材を受け入れられないと、再生合材を作ることができず、同業他社から廃材を買わなければならなくなってしまう。利益率が異常に高い前田道路でも利益率が低迷し、かなりきつい状況に追い込まれるだろう。
前田道路以外の伝票偽造、マニフェスト偽造の対策は?
最近、前田道路の合材営業は顧客に対して「不正行為ができないシステムに変更するので、伝票偽造が絶対できなくなる」とアナウンスしているようだ。
そもそも「不正行為ができなくなる」とアナウンスする自体、業界外から見れば「何言ってんだ?」という感覚だろうが、不正直が当たり前の土木業界にとっては、かなり前進的な対応なのである。
利益を減らしてでも絶対に不正行為をやらない会社にしたい!――そういう前田道路の上層部の意思が私には感じられる。
今後、前田道路以外の各社は、伝票偽造、マニフェスト偽造に関して、どう対応していくのかが気になるところだ。
道路会社は、いろいろと、ごまかしながら、この日本国内で、利益を出して、会社事態が、大きくなってきたと、思います!だが、今の時代は、会社の利益も、少なくなり、社員さんたちの、給料は、据え置きして、会社の、利益を優先していかなければならない、時代になっていると、思います!
偽造したくないと言ったら、
会社を辞めることになりました。
現職です。産廃出すので、電子マニフェスト作成を事務屋の若い男性に頼んだら無理の一言でしたよ。
>産業廃棄物の許認可が取り消しを受けた場合、廃材の受け入れが出来なくなってしまうからだ
だからこそ、忖度で取消しににはならない日本の日常
建設発生土は産廃と違う=マニフェスト要らないで
ホントに業界にいた人なんかいな。
契約条件によるのよね