高校生の頃は、土木にあまり興味なかった
――大学では何の勉強を?
土井 福岡大学工学部社会デザイン工学科で土木を学んでいます。
――好きな講義とかは?
土井 好きな講義は水理学、構造力学ですね。
もともと物理が好きだったのですが、高校物理の知識を元に、さらに専門的に深めて学べるのが楽しいです。
――土木がやりたくて工学部に?
土井 いえ、高校生の頃は、土木にはあまり興味ありませんでした。やりたい仕事のイメージもはっきり固まってなくて、「人を笑顔にできる仕事をしたい」という漠然としたものでした。
――福岡は地元ですか。
土井 出身は広島です。広島市の安佐北区で育ちました。田舎です(笑)。
広島で土砂災害を経験し、「災害って身近なんだ」
――田舎ではないでしょ?山がちなイメージではあるが(笑)。
土井 そうなんです。山が多いんです。4年前と今年、土砂崩れが起きました。4年前、私は高校生で、土砂崩れは、家の窓から見えました。
――自宅は大丈夫でしたか。
土井 自宅は大丈夫でしたが、先輩が亡くなりました。
――ショックは?
土井 ありましたね。親しかった人が突然いなくなってしまったので。山が崩れているのを目の前にしたとき、「災害って身近なんだ」と思い知らされました。今まであった普通のまちが、たった一夜の大雨でこんなにも崩れるんだ、と思いました。
――今年も土砂災害が発生した。自宅は大丈夫だった?
土井 自宅は大丈夫でした。友達にSNSで写真を送ってもらったのですが、家の周辺のいつも利用していた道が大量の土砂で埋まり、道でなくなっているのを目にしました。自分の目で見ていないので、今でもその光景が信じられないでいます。
ここは、高齢者の方が多く住む地区なのですが、道から奥に入った場所では、ボランティアも少なく、困っているようです。友達からは日々、助けを求めるメッセージが届いています。私にできることはしたいと思っていますが、離れた場所にいると、たいしたことはできません。被災された方々には、どうか早く以前通りの暮らしを取り戻すことを祈っています。
――同じ地域で土砂災害が繰り返されたことについて、どう感じていますか?
土井 また繰り返されている災害は、今後も続くと思います。どうにか災害を最小限に抑えれるまちづくりができないものか、言葉がありません。今年の水害は、全国的にも多くの死者がでました。今回の豪雨を受けて、もう少し避難しやすい環境をつくることも大切なのではないか、と考えています。
こんなかわいい人が土木やるんですね。土木のイメージ変えていってください。応援しています!
建設業界もまだまだ!
すてきな人や。
かわいいね
土木に美人増えたら良いなー
すてき
朋が卒業したらもうドームにいかない
「だだ、説明会でお話を聞いた女性社員の方が寿退社していたのは、ちょっとびっくりしました(笑)」