「もっと土木を知らなければ」と考え、ツナガルドボクに参加
――話を戻しますが、高校生の頃は土木に興味はなかったけど、大学で土木に興味を持ったのですか?
土井 そうではありません。工学部に入学したのは、たまたまです。1、2年生の頃は講義もつまらなかったです。
――つまらない?
土井 今思えば、土木のことを知らなかったからです。知らないから、勉強が楽しくなかった。でも、土木をもっと知れば、楽しくなるんじゃないかなと考えたんです。それで、いろいろな人に会ったり、いろいろ挑戦しようと決めたんです。
――挑戦?例えば?
土井 大学の先輩が主宰する「ツナガルドボク」というネットワークがあって、メンバーとして参加しました。
――ツナガルドボクとは?
土井 土木を学ぶ学生のネットワークです。福岡大学の鳥越璃奈さんという先輩が中心になって、今年5月に正式に発足しました。私は、発足する前からツナガルドボクに関わっていて、他の大学の学生をはじめ、建設コンサルタントの技術者など実際に建設業界で活躍している方々と交流するようになりました。
「土木も人を笑顔にできるんだ」と土木の魅力に気付く
――何か変わりました?
土井 変わりました。「土木も人を笑顔にできるんだ」ということに気づきました。土木は魅力ある仕事だし、「多くの人に土木の魅力を伝えたい」と考えるようになりました。
――ずいぶん風向きが変わりましたね(笑)
土井 私自身、土木のことを知らなかったんですよ。他の人もたぶん、土木を知らないから、興味がないんです。今は土木の仕事に就きたいです(笑)。
――どんな仕事?
土井 建設コンサルタントの仕事です。橋梁の維持管理をしたいです。デスクワークより外に出たい気持ちもあるので、施工管理をするゼネコンにも興味があります。その日本の技術を世界に伝える仕事もやりたいですね。
――素晴らしい。
土井 ただ、転勤がある会社の場合、「家庭を持てないんじゃないか」という不安があるんです。旦那が転勤先についてきてくれたら、良いんですけど(笑)。
――それこそ、ツナガルドボクの交流を通じて質問したら?
土井 それはまだ聞けてないんですよね。
――何を質問した?
土井 ドボジョの方々と意見交換したときには、「土木は、ある意味女性の働きやすい業界ですよ」と聞いて驚きました。よくよく考えてみれば、男性の中で働く女性だから、「確かに働きやすいのかも」と思うようになりました。
その話を聞くまでは、土木女子として「どれくらい社会で自分の力を生かせるのかな」と不安だった面があったんです。でも、「自分次第でどうにでもなれる」と聞き、さらに頑張ろうと思いました。やはり、自分は「社会でキラキラ働く女性になりたいんだ」と再認識しましたね。
こんなかわいい人が土木やるんですね。土木のイメージ変えていってください。応援しています!
建設業界もまだまだ!
すてきな人や。
かわいいね
土木に美人増えたら良いなー
すてき
朋が卒業したらもうドームにいかない
「だだ、説明会でお話を聞いた女性社員の方が寿退社していたのは、ちょっとびっくりしました(笑)」