建設業界の給与体系の変革
以上のような現場裁量制の給与制度によって、 会社と現場代理人の双方にとってプラスになる。
会社は最低限の給与の支払いと利益率を確保し、現場代理人は仕事に対するモチベーションをアップできる。
また給与の面で、一般サラリーマンとの差別化を図り、大きな魅力がある職業として、創意工夫に富んだ若い世代を取り込むことも出来るのではないだろうか。
ただ、現場裁量の給与制度の問題点として、予算管理が煩雑になる可能性や、工事請負金額が増加してしまう可能性等があげられる。工事の難易度によって給与額が変動してしまう懸念もある。
しかし、欠点もある給与制度ではあるが、私はこの制度を導入することが、最も建設業全体の魅力を上げるために必要だと思っている。建設技術者の給与体系は、絶対に変革すべきである。
うーん、単純に時給あげるじゃダメかな?
これだと、利益率の高い現場に振られた人が高給になるだけで、利益率の低い現場で、しかも困難な現場を創意工夫で乗り切った優秀な技術者の給与は低いまんまとなる。
つまりは運で決まる。
結局…下請けさんに責任転嫁して、追加工事、工期変更の掛かった予算を回さなければ良いだけって考える現場代理人は多数いる気がします。
ただでさえ現場代理人しかり職方しかり全体的な仕事の質は下がる一方なのに、拍車を掛けてレベルダウンしそうな気がします。
確かに一般的なサラリーマンと施工管理職では業務内容に対して責任と報酬があまりに少ないような気がします。
もっと施工管理職の人が会社に依存しないでやっていける方法があればいいのかなと思います。
給料は現状でも、責任や労働条件を改善した方が良い気がします。
施工管理者の雑務をサポートできるAI技術の開発し、純粋に施工管理業務に力を発揮できる環境整備を産業全体で考えて欲しいですね。
もちろん、給料が 上がることは良いことですけどね。
利益出せば給料上がる仕組みということ?
品質管理がいい加減になるのを防ぐ仕組みとセットじゃないと厳しそうですね。
現場で手抜きさせれば自分の給料が上がるのなら、今まで真面目だった人も揺らぐかもしれません。
実際有りだと思う。
工程の緩急とか天候や客先の都合に左右される作業とか、
建設業の働き方は労働基準法にはあわない。
そもそも請負業は労働時間の長短ではなく成果に対して金額を支払う訳で、それはつまり裁量労働そのもの。
一つの会社が軽い案件も重い案件も取り扱うようになった昨今、給与への反映案として中々良い発想だと思います。
いわゆる「持ち出し」への補填としてもいいんじゃないかな
1部上昇のグループ会社に下請けとして長く居るけど、元請けの上が代わって16年下請けの賃金は全くアップなし、資格取った所で個人事業主は手当てすら付けられない現状、元請けは毎年黒字だと言い社員にはボーナスや出張での賃金アップ、設備投資で億掛けるけど下請けには現状維持、経費で落ちるからとレクサスやら乗ってるのは本当有り得ない。