難関工事の横浜湘南道路トンネル
横浜湘南道路は横浜、鎌倉、藤沢の3市を通過する圏央道の一部。横浜市栄区田谷町で高速横浜環状南線と接続する栄IC・JCT(仮称)を起点とし、戸塚区小雀町付近からトンネル構造となって、藤沢市城南の藤沢ICで新湘南バイパスと国道一号に接続する延長約7.5㎞の4車線だ。完成すれば現況で115分も掛かっていた本牧JCT~八王子JCT間の移動時間が51分へと64分も短縮することになる。
その横浜湘南道路工事のうち、最も難工事と予想されるのがトンネル部の「横浜湘南道路トンネル工事」だ。延長5.4㎞で最深部は40m(マンション13階ほどの深さ)。西松建設・戸田建設・奥村組JVが工事を進めている。

横浜湘南道路トンネルを掘削するシールドマシンの制御室
シールド工法を採用し、標準的な速度は約40mm/分で掘削。シールドマシンを2台使用し、まずは藤沢市大鋸地先にある発進立坑からシールド1号機で西へ向かって掘削。藤沢側の終点にある回転立坑で方向転換して、横浜側の起点まで掘り進む。横浜・藤沢方面ともトンネル内径10.25m。

トンネルのセグメント
西松建設のシールド自動解析診断システム
横浜湘南道路トンネル工事が、難工事と言われている理由は、以下の通りである。
- シールドマシンの外径が13.59mと大断面
- Uターンして8㎞以上の長距離掘進
- 小田急線の直下を掘進
- ガス対策としてマシンは防爆仕様
- 橋脚杭のRC杭を切断
- 最後の接合は切削セグメントを切断して地中接合を行う
同工事では、西松建設が開発した最新鋭のシールド自動解析診断システム「NS-BRAINs(エヌエス-ブレインズ)」を導入。シールド掘進の工事管理において、現場から得られる施工情報を集約し、分析・評価することで、施工の最適化とリスク回避を図っている。
「シールド掘進中の土質や地盤の変化、設備変調などといったトラブルの前兆を捉えて、すぐに対策を講じることが、工程通りに安全な施工を進める上で重要です。これまでのトンネル工事は経験豊富な職員や熟練工に頼っていましたが、そうした長年の勘やトラブルの予兆などをデータベース化していく取り組みの一環でもあります。」(坪井広美所長)
坪井所長はこれまでに、みなとみらいトンネルなど、シールド工事の現場監督を歴任してきた、トンネル工事のエキスパートだ。
私は建築屋ですが、メッチャ面白かったです!?
私も九州で建築関係の仕事に携わてます。新人時代は使い走りそれぞれのス―パー親方衆と子分たちと一諸に仕事しながら現場を纏める親方衆の仕事の段取りはさすがです。
超笑ったわ!土木最高!
土木系の営業しております。我々のなかでは土方の親方に気に入られたら一人前と言われます。
記事書いたやつ頭悪そう
貴様が言うな!!
何様や!?
アナリストにツボりました。
どの地方でも当てはまる職人さんアルアルだと思いました。
そんな職人さん達に囲まれて楽しく現場をやっていきたいです。