BIMによる建築確認申請
スターツCAM、日本ERI、福井コンピュータアーキテクトの3社は、BIM建築設計システム「GLOOBE」のユーザー会の活動の一環でGLOOBEのBIMデータを使って、建築確認申請を実施した。
そして、1号建築物(特殊建築物・共同住宅)での建築確認済証を取得。
BIM建築確認申請のメリットは、確認審査作業の効率化、見える化、設計BIMデータの活用による2重作業の防止がある。
BIMと連動する積算ツール「INTEGRAL-BIM」
「INTEGRAL-BIM」は、BIMデータから自動で建築積算できる積算ツール。躯体、鉄筋、設備等の積算ツールとデータ連動し、建築物全体の自動積算を実現する。
「INTEGRAL-BIM」を利用すれば、建材の数量拾い作業を削減でき、見積書作成までを自動化できる。
そして、20人工必要だった積算作業が0.5人工に短縮できるという。
【動画】スターツグループ「BIM-FM PLATFORM」
スターツグループは現在、「BIM-FM PLATFORM」構築の一環として、サプライヤーとe-commerceで連動させ、BIMデータで受発注するというトライアルも進行中だ。
それが現実味を帯びてくれば、設計、見積、受発注が同時に進行する世界になる。
今後もBIMを活用した新技術の開発に期待しよう!
こういう新しい試みは国より民間の方が進み早そうだな。