パワハラ上司の胸襟を開く新人のテクニック
偏見かもしれないが、建設現場で長年働いてきた男たちは、クセが強くてかなり扱いにくい。クセ者の集まる建設現場で大金を動かして生きていれば、それも仕方がないのかもしれない。しかし、建設現場の人間は扱いにくい反面、ひとたび打ち解ければ、良いお付き合いができる人も存在する。
今回は私が新人時代に経験した、超気難しい現場人との交流記をお伝えする。気難しい現場人の胸襟を開くための1つのテクニックとして参考して欲しい。
新入社員の挨拶を無視するパワハラ上司
工業高校卒業後、中小企業の建設会社に入社した私は、1ヶ月間の研修期間中に社内の全部署で仕事を体験することになった。超気難しい現場人Gさんとの出会いは、工事部での研修時だった。
公共工事の現場に現れた現場人Gさんは、当時40代後半の働きざかり。大きな現場をいくつも掛け持ち、「自信の塊」のような男だった。
私の他に男性2人が同期入社したが、私たち新人トリオがGさんに挨拶をしても完全無視。鋭い眼差しで2~3秒睨まれ、顔をプイッと背けてどこかへ行ってしまうGさんに、新人トリオは「なんだこのオッさんは、へんなの」と呆れ気味だった。しかし、これは恐怖の序章に過ぎなかった。
粘り勝ちですね
ただふつうはそこまで
できないと思う
私は建築ではなく土木ですが現場代理人の方に、やはり毒舌家がたまにおられます。以前はそう言う方を避けるように、かわしながら仕事をしてましたが年齢を重ねるとその人を知ることが面白く感じるようになりました。建築と土木で業界に違いはありますが同じ女性としてお互い頑張りたいと思います。