――会社の将来を考えると、エクステリア事業も軌道に乗せたい。でも、チラシではうまく集客できなかったし、ホームページには期待していなかった。それでもホームページを刷新したそうですが、ホームページを刷新するに至った決め手とかあったんでしょうか?
赤瀬 最初は、あるエクステリアメーカーさんから、ブラニューというホームページ制作会社を紹介してもらったのがきっかけです。それまでのホームページ制作会社は、相談をしても明確な回答がないし、フォローがあまりなかったんですね。それでちょうど悩んでいるときに、エクステリアメーカーさんの推薦と、「ブラニューさんはアフターがしっかりしている」って聞きまして。いろいろ相談しているうちに、以前の制作会社とブラニューさんとの違いが明確になってきて、「そしたらもう乗り換えようか」ということになりました。
常識が覆ったホームページでの集客
――2016年4月に新しいホームページに切り替えたそうですが、その前後でどんな違いがありましたか?
赤瀬 全然違いますね。たとえば庭楽館があるのは兵庫県加東市なので、「外構 加東市」で検索順位を上げてほしいとお願いしたら、いきなり一番上に上がってきました。前の制作会社では何度もお願いしても、「どないもならん。まず『加東市』で調べても、客がおらんやろう」というような話をされて。「そんなもんかな」と思っていたんです。今思い返せば「どれだけお人好しだったんだろう?」っていう話ですけど(笑)。
アフターという点では、ブログの使い方もすごく指導していただいて、ありがたいですね。一部、記事を代筆していただいたり、Facebookを更新してもらったりしているので、反響や閲覧数が結構伸びています。
――検索順位で結果が出て、アクセス数もかなり増えているようですが、お問い合わせの数はどうでしょうか?
赤瀬 切り替え前はホームページからのお問い合わせはほとんどありませんでした。それが今では月1~2件はコンスタントにあります。「もうちょっと地域を広げて検索順位を上げてほしい」とお願いしていたのですが、ついこの間、小野市という隣の地域からの問い合わせも増えてきたので、それも結果として実感しはじめたところです。
——お問い合わせから受注につながっている割合は?
赤瀬 7割ぐらいです。受注率は結構高めだと思います。そして何よりも違うのは、客層です。それまでお問い合わせされるお客様は値段重視でしたが、今のお客様は設計力やプラン力を期待されてお問い合わせされる方がほとんどです。質の良いお客さんが増えて、とてもありがたいですね。