建設業のありのままの魅力を発信すれば、人は来る
岡部さんは、宮崎大学で土木を学んだ後、1992年に宮崎県庁入り。「計画から設計、施工、土木工事のすべてのプロセスに携わることができる」ことに魅力を感じ、公務員を選んだ。
最初の配属先はダム建設事務所だった。土木技術者として、出先の土木事務所で道路や砂防ダムなどのものづくりを経験した。
現在は「美しい宮崎づくり推進室」という部署で景観行政に従事している。
知事の政策提案による新たな景観条例づくりと、条例に基づく施策展開、市町村との連絡調整、景観づくりに取り組む様々な団体の活動支援などが岡部さんの主な仕事。
20数年間にわたり県庁で土木の仕事を経験してみて、「県庁はスケールの大きな仕事もできるし、住民とも密接に関わることもできる。すごく自分に合っている仕事だ」と振り返る。
「県民の皆様が愛着や誇りを持って住み続けられるような魅力ある地域をつくっていきたい」と力を込める。
岡部さんには「いずれまた、現場に近いところで仕事をしてみたい」という思いもある。公務員としてのキャリア形成を考えれば、今後担当者として現場に入る機会はまずないだろうが、「組織として、地域にとって満足度の高い構造物をいち早くつくる」というところに仕事のやりがいを見出している。
写真を始めたのは、「40歳から伸びる人、40歳で止まる人」(川北義則著)を読んだのがきっかけ。本には「より充実した定年後を過ごすには、40代のうちから仕事以外で人との関わりを持つべき」というようなことが書いてあった。
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それを読んで「自分も何か趣味を持たなきゃ」と、40歳を過ぎてから写真を始めた。
土木写真部の活動の背景には、「過疎化が進む地方の集落と同様に、建設業も担い手不足で高齢化が進んでいる。建設業のありのままの姿を情報発信すれば、地域固有の魅力を発信し、多くの人々を引き付けている集落のように、建設業にも人が来るんじゃないか」という思いがある。
土木写真部の今後の活動方針としては、「Facebook以外の多様な媒体を使った情報発信をしていきたい」。国土交通省九州地方整備局など「いろいろな団体とコラボしたい」という考えもある。
岡部さんは「土木に関する情報発信をする人の輪が広がれば」と力を込め、今日もシャッターを切る。
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建設は、まず「土木」からなんだ!
若い子たちには建築だけでなく是非土木の技術者を目指して欲しい。
土木写真部、素晴らしい!
ありのままを伝える、これって重要だ。
土木はそれがない。
施工の神様にはそれがあるから勢いがあるのだろう。
きれいごとばかりは、もう辞めにしようじゃないか。
土木写真部、いいね!
誰でも入部できるのかな?
写真の腕はないけど入ってみたい
こういう信念あったのですネ?
もっと目立って欲しいです。
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知らなかった。
Facebook以外でのご活躍も期待します!
見られないから(笑)