サッカー日本代表らが、5万株の芝生の苗植え
(公財)日本サッカー協会(JFA)は、千葉県千葉市の県立幕張海浜公園内に建設中の「JFA夢フィールド」でポット苗の植え付けイベントを開催した。
イベントには、日本サッカー協会・名誉総裁の高円宮妃殿下をはじめ、田嶋幸三JFA会長や千葉県の森田健作知事、千葉市の熊谷俊人市長、そして、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)の吉田麻也選手(サウサンプトンFC)と酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)、元なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の澤穂希さんと宮間あやさんも参加。
公募によって集まった一般参加者や工事関係者ら約300人と共に、約50,000株の芝生の苗を11,200m2のピッチに植えつけた。
日本サッカーを強くする一大拠点に
JFA夢フィールドは、戸田建設(株)千葉支店の施工、(株)山下PMC・(株)オオバJVのCM、(株)三菱地所設計・戸田建設(株)JVの設計監理で、2018年10月に着工。
天然芝ピッチ1面と人工芝ピッチ2面、クラブハウス、フットサルアリーナなどが整備され、日本サッカーを強くする一大拠点として、重要な役割を担う施設となる。
現在はクラブハウス棟やアリーナ棟の工事も進められており、2019年12月に竣工し、2020年3月に運用を開始する予定だ。
今回、ポット苗が植えられたピッチは、通常ピッチの約1.2倍の広さがある一面の天然芝ピッチ。ピッチの配置を少しずつ変えて使用することで芝生を常にベストな状態に維持することができる。
ポット苗は、約16週間で一面の芝生になるという。その間、芝生が育っていく様子は、定期的にJFAの公式Webサイト等で報告する。
吉田麻也選手は「作業はとても楽しかった。自分で苗を植えて将来ここでトレーニングをすることができれば、グラウンドへの愛着もわく」と完成に期待を寄せた。
澤穂希さんは「私自身、現役のときに素晴らしい芝生でたくさんの練習や試合をしてきた。いろんな方が協力してくださって素晴らしい場所ができていたことを改めて知った」と感謝の思いを語った。
田嶋幸三会長は多くの方の参加に感謝しつつ、「代表チームが合宿をするときには地域の皆さんと交流ができるようなイベントもしていきたい」と話した。
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