現場管理者にとって建築技術の次に必要なモノ
現場を管理するには、正しく豊富な知識も必要だが、それだけでは役に立たない。
現場状況、作業員の技量や人数に合わせて、必要事項を作業員が理解できるように伝える能力が求められる。海外の工事現場では、それが一番難しい。
だから、日本で切れ者と呼ばれる技術者が、海外では全く役に立たないのは当たり前だ。
日本の法律規則に乗っかって、最高レベルの職人に指示する事に慣れてる人間が、昨日までクワを持って農作業やってたような連中に一体どういう指導が出来るのだろう?
正しい施工方法を伝えるのに、一体どのレベルまでさかのぼって教えなきゃいけないのか?
その探りを入れながら、まずは少なくとも平均レベルまで持って行く。それが第一段階だが、焦ってはいけない。何事も急激に変わるハズがない。
作業員の実力を把握し、彼らに信用してもらえるまで2〜3カ月は掛かる。日本の知識など全く役に立たない場面も珍しくない。根気よく続けられないと、海外での施工管理はおぼつかない。
海外の建設現場では、さらに言葉、習慣、食事、宗教等への対応が要求される。英語は必須だ。たまに英語をしゃべれない日本の大手ゼネコンの社員も見かけるが、話にならない、役立たずが多い。
結局、どこの国の現場でも、指示する相手は機械じゃなく人間だと言う事だ。建設技術者は現場にいる人間の感情も見なければいけないのは万国共通である。
技術職とは名ばかりで、それ以外の部分で評価が決まるのが建設技術者。
このままだとゼネコンは他の産業に人材を奪われるよね。
いや、もう始まってるか。
ゼネコン所員が職方に方法を聞いているような状態ですし、所員も派遣ばかり。
そのくせして所長絶対だからたち悪い。
派遣技術者が【黒を黒】って言ったら派遣契約延長は無くります。派遣会社担当者が、聞き取りでも良いんで黒作業してないか調べ対応するシステムに成らないと派遣社員はは派遣先の言いなりに成るのが、大人の対応ですね
今の現場は派遣社員が大手ゼネコンの正社員を教育してあげています。
私も対立関係が多く会社も派遣先も何度も変わりました。
ビルめんなので建設とは違いますが、なるほどと思いながら記事を拝読しました。
ちょうど黒を白と言えない環境に
あるのですが、冷静になって一度一歩引いて、応急案や代替案を用意したり解決法を探ります。
「ゆくゆくは問題として顕在化するかもしれない」と相手方に理解を得られるように模索するのもひとつの方法だなと思いました。
スーパーゼネコンの現場に勤める派遣職員です。
派遣社員でも元請職員が間違っていたらはっきり意見すべきです。
派遣契約延長がなくなることに恐れているのは、その程度の技術レベルしかない派遣社員だということです。
建設需要過多のご時世。
契約延長されなくても別の現場はすぐに見つかります。
しかし、物事をはっきりというためには説得力が必要です。
私は、技術士を所持していますので、その点では元請も自分の意見を受け入れてくれます。スーパーゼネコンと言えど外勤で技術士を所持している人はそうそういません。それ以前に世間が言うほど技術力があるとは感じていません。
もしかしたら私の現場だけなのかもしれませんが。
派遣社員でも、経験や資格があり有能であることが認められれば意見を受け入れられると実感しています。
入職もしつこく求められますが、歯車になる気はありません。
派遣社員も元請の文句ばっかりいうのではなく、技術力アップする努力をしなさい。
元請はその会社のことしかしらない、正に「井の中の蛙」。
逆に派遣社員はいろんな世界を見てきているのだから、元請を教育するぐらいの気持ちで接すればちょうどよいと思っています。