社会からバカにされる業界に、普通の若者は行かない
大石(施工の神様ライター)
宮本くん(B4)
坂井くん(M1)
例えば、工期が迫ってくると、土曜日の夜11時になっても、現場にいるみたいな。高校生のころは、父親はほとんど家にいませんでしたし。「割に合わない」と思ったら、続けられない仕事だろうなと思ったことがあります。やはり、世間的には「建設業界は悪いことをしている業界」というイメージは残っていると思います。
社会から尊敬されない、バカにされるような業界には、普通の若者は行かないと思います。
細谷くん(B4)
いろいろな業界がある中で、わざわざそんなイメージのある建設業界が行きたい業界の真ん中に来ることはないと思うんです。あとは、「忙しくて大変だ」というイメージもあります。ゼネコンの方の話を聞いたことがあるのですが、「朝早く起きて、週6日働いている」と言っていました。
実際にそういう話を聞かされると、土木の勉強をしている僕でも、「難しいなあ」と思った覚えがあります。
梁くん(B4)
やりがいを広めることも大事だと思います。インターンでは同じ作業を繰り返すだけで、社員の方々から仕事のやりがいについて一言も聞かせてもらえませんでした。だから僕にはムリだなと思ったんです。
ただ、激務だとしても給料は悪くないし、やりがいさえちゃんと感じられれば、人は来ると思います。建設業界に入れば、お金以外に何が得られるかをちゃんと伝えていくことが大事だと思います。
片岡くん(M2)
抽象的ですけど、「裏方であることの美徳」みたいなものが世間的に認知されれば、イメージも変わるのかなとは思っています。
鈴木くん(M1)
抽象的な言い方になりますが、「デフレの脱却は建設業にとって特効薬になる」と感じています。
田中くん(B4)
なので、若い人を呼び込むためには、もっと肉体労働と長時間労働を減らすアピールをしていく必要があると思います。
上田くん(M1)
悪いイメージがどうこうというよりも、「良いイメージがない」「特に印象もない」のが問題じゃないかという気がしています。完成したダムや橋を見るのを楽しむ人は増えていますが、つくっているところが面白いという人はあまりいないと思います。
遠山くん(M1)
ただ、身近なところで土木のやりがいを感じる機会は、あまりないのかなという印象を持ちました。自分の生活の中に土木があるという感覚があまりないので、若者にとって遠い存在というか、やりがいを見出しづらい面があるとように思います。
京大の土木学生が考える「働く」ということ
大石(施工の神様ライター)
宮本くん(B4)
ただ、今の若者には、どんなにやりがいのある仕事でも、給料が増えないなら、自分の時間を大事にしようと思う人が多いんじゃないかなと思います。
坂井くん(M1)
川端祐一郎・助教
坂井くん(M1)
ただ、仕事にやりがいが感じられないで、「自分が生きているのは土日だけ」みたいなのは絶対イヤです。
細谷くん(B4)
お金のためだけに自分の人生を仕事に捧げるのはイヤです。お金のためだけではなく、社会の役に立つとか、自分が誇りに思えるような仕事をしたいと考えています。
梁くん(B4)
40年働いたときに、自分の「ライフ」は10年もないわけじゃないですか。それってスゴくもったいないと思うんです。僕は、ワークもライフと同じように楽しみたいので。普通にのめり込んで、楽しいなと思える仕事をやるのがいちばん大事なんじゃないかと思っています。
基本的には「仕事=趣味」みたいな感じでやっていきたいです。ただ、家族ができれば、考え方は変わると思います。やっぱり家族サービスはしたいですし。
片岡くん(M2)
川端祐一郎・助教
片岡くん(M2)
鈴木くん(M1)
浅草の和菓子屋が客に和菓子を提供する。客は美味しい和菓子を食べ、店は利益が上がる。それを見た通行人は和菓子屋に対して良いイメージを持つ。三方が良くなっていくという話です。今の小売業の効率主義と相反する話として紹介しています。
ワークライフバランスの考え方は、ワークとライフが対立するという考え方がベースにありますが、自分とワークもライフともに活かすのが、自分なりの「三方良し」の働く姿なのかなという気がします。
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田中くん(B4)
私も多分、仕事に重点を置く生活ではなく、仕事以外の楽しみを見つけるほうが幸せです。長時間労働についても、私は体が弱いので、あまりムリがかからない程度でやっていきたいところです。
上田くん(M1)
週休2日と言いますが、忙しいときは休みなしでも良いし、休めるときに休むのが一番良いんじゃないかという気がしています。僕は生まれてからずっと京都で、京都しか知らないので、転勤については抵抗はありません。混んでるイメージがあるので、東京には行きたくないぐらいで(笑)。
遠山くん(M1)
僕の場合は、好きなことというより、意味のある仕事をしたいという思いがあります。言い換えれば、社会に貢献できる仕事です。同じところに住み続けたいので、転勤はイヤですね。東京から京都に来たのですが、慣れるのがシンドかったので。今は京都にずっといたいぐらいです。
土木って名前がいけてないよね。
土木は、社会に出たら勉強しなくて良いのでコスパ高い。
他の工学、特に電気電子、なんかは、すぐ新しい技術がでるからしんどい。
土木はせいぜい資格試験ぐらい。
年々管理基準も変わるし、新しい管理方法もでてくるし、前線でやっている連中は日々管理の勉強しているけど、、、
それに現場状況が全て違うから同じ管理なんてないし、
それこそ建設業法なんかころころ変わるから勉強しかないけども
しんどい自慢は結構ですが、視野がせまいと思います。
土木の資格である技術士は工学系最高峰。
うちの京都大院卒も取れなくて嘆いてます
最近の土木はICTも進んできて、ドンドン新しい技術が生まれてます。
技術でいうなら、建築は段取屋、土木は技術屋と昔からいわれてます。
土木はインフラ整備が主戦場なので、未開の地を切り開くのはいつの時代もまず土木屋。
暑い日、寒い日、僻地、離島など働く環境が最も厳しいのも土木。
災害が起きたら真っ先に現地に行かされるのも土木屋。
決してコスパがいいとは思えません。
電気電子は、いいよね。土木建築が作った環境が整ったとこで仕事するから。
視野が狭いね。
どんな仕事にも良いところ、悪いところがあるから何の仕事がいいかは一概に言えないと思うよ。
技術士って、他の分野もあるんですが?
京都大院卒って、下の方のコメントにもあるとおりプロパーですか?
未開の地って、わざわざそんなところを仕事場にしなければならない時点で負けでしょう?人生計画が十分でなかったということ。
あと、段取りとか根回しは土木の方が必要ですよ?
土木が整備したところで仕事?
都市で働いて苦労がないなら過労死とかないでしょう?
自分たちだけが苦労している視点こそ狭いし醜いのでは?
それはすごい。簡単ですからねぇ土木は。
ってリアルに言ってたら社会に出たことない人としか思えない。
まあ、それだけ世間一般では土木なんて底辺がやる仕事だって認識なんでしょ。現実受け止めろよ(笑)
明確な目的も無く、携帯電話をゲーム機とし、日々、他人の非難ばかりを繰返し、漠然と過ごす方へ。『私は未来へ繋ぐ穴を、アナタは自分の墓穴を。互いの日々は、似て異なる事をしているんだねえ。』と。学生さんとは程遠い年齢になったオヤジだが、近年、彼ら彼女達の進行方向は明確に左右に分れつつあると見える。
↑何このポエムwww。
まじウケるんだけど。
巨人の星の日本一の日雇い人夫
なかなか面白い記事でした
土木屋こそ理想や政治意識を持つべきなのかもしれないですね
週休2日だ高齢化だと言ったって国が頼りになるわけじゃないし、自分で動かないといけない
問題はそんな暇どこにもないことなんだけど……
ところで院生にロンダ多いのなんで?
内部生こないの?
ロンダって、なんでこんな言い方しかできないのだろう
友人がこの研究室にいましたが、この日それぞれ都合があって学生が全員揃ったわけじゃないし、外部生の割合だってほかの研究室と比べて多いわけじゃない。むしろ外部生のほうが多い研究室だってほかにもある。
忙しくて体質が古くてつまらないから人気無い。それだけ。
ネットでは見つからないものもある。いずれにしても無知の知だ。