今年は工事写真業務の過渡期
――実際のところ、電子小黒板はどれくらい普及しているんですか?
伊東 国交省や農林水産省、NEXCOをはじめ、全都道府県やほとんどの政令指定都市で使用が認可されています。今年に入ってからは下水道事業団が認可したことで、上下水道工事でも導入が広がっています。
こうした背景から、電子小黒板の試験導入をはじめる企業は増えてきていて、全国の建設業・設備工事業者の半数以上が導入しているという調査結果も出ています。特に、大手ゼネコンでは全社導入の動きも活発になっています。
電子小黒板の導入企業が増えたことで、現場ニーズも多様化しています。それに伴い、私たちのもとにも機能追加など様々なご要望が届いており、弊社でもそういった現場のみなさんの声を元に新製品や新機能を開発し、発表しています。
――電子小黒板は一般的になると思いますか?
伊東 黒板にチョークで書いて、デジカメで撮影するという従来の方法に代わって、工事写真撮影のスタンダードになっていくと思います。まさに今が電子小黒板に移行する過渡期だと感じています。
国は”2025年までに生産性20%向上”という目標へ向けて、色々なITツールの導入を積極的に推進していますが、いくら効率化に繋がるといっても、現場に受け入れられなければ意味がありません。現実的に運用していけるのか、従来の方法と比較して、現場が期待する以上の費用対効果を生み出せるか、といった点が重要です。
そういった点では、電子小黒板は他のITツールに比べて操作が簡単で効果をすぐに感じられます。実際に、「2万枚もの写真を目視で仕分けていた作業がなくなり楽になった」「黒板が綺麗で台帳が見やすいと、発注者に褒められた」など前向きなお声をいただくことが多く、現場の方に受け入れられているなと実感しています。
――導入するときのポイントは?
伊東 電子小黒板の存在は知っているけれど、運用面や導入コストなどの不安から、様子見をされている企業様もいらっしゃいます。
無料の電子小黒板アプリもございますし、まずは試しに使ってみていただくのが良いと思います。より具体的に導入を検討される場合は、各ベンダーに問い合わせて実機を使ったデモを依頼したり、コストの相談をしていただくのもおすすめです。
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85%短縮は盛り過ぎだと思います。1件10枚で完結する住宅や修繕なら問題ないと思いますが・・・
ベテラン技術者40~50代はチョークのが早いが黒板かさばる
若手技術者20代は思いのほか対応早かった
土木と建築で黒板アプリは求めるものが違う
中途半端に自動整理してくれるアプリは2万枚もある工事写真整理には使い物にならない。勝手に原稿いじられる感覚で間違いのチェックが出来ない→直接成果品になってしまう
こんな感じでしょうか?
ラーメンの写真撮るときに黒板に店名と食ったメニューと感想書いて記録するという便利な使い方もできる
単純に持ち運ぶ道具が減るのは、省力化に繋がってますよね。書込み間違いはどちらも同じくらいという気がします。黒板書き込む時間を待つ時、スマホいじってる感じに見えるのはしょうがないことですね。
他社の電子黒板を使用していますが、非常に便利です。
事務所に帰ってからしかやれなかった仕事が、現場管理をしながらも同時進行できる状態になるので、確実に残業減っています。
ただ、使いこなせる若手ほど残業しなくてサボっているように言われるところに業界の先のなさを感じます。
そうなんだよね
うちはくらえもん使ってるけど経験浅い若手のほうが慣れが早かったし、ちょっと楽しそうにやるんだよね
そういう姿を見た中堅~ベテランが、導入する前はめちゃくちゃ手間掛かったけどそれで学ぶことも多かったみたいなことを恨めしそうに言っててめっちゃ引いた
クラエモンってスマホのアプリもあるけど有償版とどれくらい機能違うんだろ
無料でも十分なのか?金払わないと使い物にならないのか?