作業着がダサい! なんとかならんのか
――作業着は好きですか?
佐藤さん 別に嫌いではないです。ただ、「なんで青なんだろう」と思ったことはあります。
江副さん 土木事務所では作業着が正装なので、今日も着ていますが、ダサいとは思っています(笑)。
――どの辺が?
江副さん パッと見、パジャマみたいじゃないですか。ラインもボタボタだし、コレ着て住民の方へ説明しに行くのは、逆に失礼なんじゃないかと思っているんですけど(笑)。ただ、これ着る以外の選択肢がないので、仕方なく着ています。
江副さん 前の作業着はもっと濃い青で、恰好良かったんですけど。先輩からもらった前の作業着は今も着ています。
馬場さん あれのほうが良かったよね。今のは締まらないんだよね、色が。
江副さん そうそう、膨張しちゃうんですよね。なんでこんなラインなのかなあという思いもあります。
――馬場さんはどうですか。
馬場さん もちろんダサいとは思っています。なんとかならんのかなと(笑)。一応女性用と言っているわりには全然女性用じゃないんです。ただ、サイズがコンパクトになっただけで。腰回りのラインのダボつきが気になります。もっと真っ直ぐにすれば良いのに。素材的にもストレッチ性がまるでないし。あと、冬の作業着を羽織っていると、肩が凝ります(笑)。
――日焼けはどうですか?
江副さん 今ではもうあきらめています(笑)。最近現場に出ているので、周りから「焼けたね」と言われます。日焼けして困ることはそんなにないのですが、シミになるのが嫌なので、日焼け止めはちゃんとしています。
一応、帽子も貸与されるのですが、それこそ「一体誰に向けて配ってるんだろう」という代物なんです。あまりかぶっている人は見かけないですね。
馬場さん 昔は、一応日焼け止めは塗っていましたけど、そんなに気にせず現場に出てました。ただ、今はそれを後悔しています(笑)。今現場に出るとなると、すごく悩みますね。日傘さしちゃうかも(笑)。
江副さん 作業着でなければ日傘さしたいですが、作業着を着て日傘をさすのは抵抗があります。
――佐藤さんは?
佐藤さん 日焼け止めは塗りますが、顔は焼けます。私はもともと肌が黒いほうなので「仕方ないかなあ」という感じですね。ただ、周りから「焼けてるけど旅行行ったの?」と言われると、切ない気持ちになります(笑)。
女性の責任職が少ない!
――女性技術者の先輩はいらっしゃるんですよね?
馬場さん 土木職としては、私が20人目くらいだと思います。当時は人数が少なかったので、ほとんど顔見知りでした。一番最初の女性の土木職の方は、今年3月に退職されて再任用職員として活躍されています。今年度退職する女性の土木職の方と合わせて、この二人が横浜市の女性土木職の道を切り開いてきたツートップです。
ただ、自分としては「女性だから頑張ろう」という意識はありません。ありませんが、道路局には女性の責任職が少ないとは思っています。課長は私だけですし。女性の責任職が増えると、ちょっと嬉しいなと思っています。
――佐藤さんから先輩方に聞きたいことは?
佐藤さん 「責任職になる」というイメージがわかないんですが、いつ頃から意識されたんですか。
江副さん 私は入庁したときから「エラくなる」と思ってました。
馬場さん すごい(笑)。
佐藤さん すごい(笑)。
江副さん 今は思っていませんけど、最初の頃はもっとオラオラしてました(笑)。「絶対局長になる!」とか(笑)。
馬場さん 私の場合、そこまでの意気込みはなく、なんとなく責任職になったけど、今でも仕事が楽しいと思う時もあれば、「ならなきゃ良かった」と思うときもあるよ。人をとりまとめるのが向いてないので。
佐藤さん 私は今、係長さんに相談ばっかりしている状況なんです。道を示してもらっている立場ですが、自分が責任職になって、職員の人から相談されたときに、ズバッと答えられるかと思うと…。一生そんなことはできないんじゃないかな。
江副さん 2年目なのにすごい考えてるね。
馬場さん 別に自分でズバッと決めなくても良いんじゃないかな。同僚とか、上司とかに相談すれば。
佐藤さん 役職が上がっても、相談するんですか?
馬場さん 役職が上がれば上がるほど、話を聞いたり相談する相手は必要だと思います。もちろん人によってカラーは違うけど。江副さんはバシバシ決めるほうだよね?(笑)
江副さん 2年目だと、係長は頼る人だと思うかもしれないけど、もうちょっと経ったら、自分が決めたこと対して「うん、そうだよね」と後押ししてくれる存在になってくると思うよ。
――最後に人事担当からメッセージを。
人事担当 「土木」の魅力、「横浜市」で働くことの魅力、そして何より横浜で働く「ドボジョ」の魅力、感じていただけたでしょうか。
横浜市道路局では、来年3月開通予定の横浜環状北西線をはじめとする道路整備のほか、通学路等の身近な生活道路の歩道設置や交通安全施設の整備、無電柱化、道路と鉄道の連続立体交差化等に取り組んでいます。さらに、都市機能を維持するため、橋梁やトンネルの耐震化や計画的な維持修繕、河川の改修による治水安全度の向上や河川・水路の維持管理を行っています。
今回は道路局及び土木事務所で活躍するドボジョを紹介させていただきましたが、配属先は道路局にとどまりません。上下水道、港湾、地下鉄など幅広い分野のあらゆる職場で、多くの職員が安全・安心で魅力あふれる横浜のまちづくりのために活躍しています。
将来にわたり、横浜を持続可能な都市としていくために一緒に取り組んでみませんか?
少しでも興味の湧いた方は、採用ページまで!
人材採用・企業PR・販促等を強力サポート!
「施工の神様」に取材してほしい企業・個人の方は、
こちらからお気軽にお問い合わせください。
選んでられません発作