途中で彼らに出くわしました。彼ら自身も直しに来たようです。7、8人いましたが、日本語が話せるのは1人だけ。見たところ、職人っぽい身のこなしは2人。通訳兼お手伝いに1人、未経験者や少しの経験があるくらいのバイトが4、5人で、2チームだったようです。
通訳も、文字は分からないので図面も読めないし、日本語もかなりのカタコトで怪しい。技術の前に、コミュニケーションの部分で彼らには荷が重い仕事だったと思いました。
私が彼らに実演しながら教えて見せた上で、3チームに分かれてなんとかその日の仕事を終わらせました。
技術も「Made in Japan」であるべき
彼らには、「日本で建設職人として仕事を受注したいなら、日本語を話せることと図面が読めることは必須で、安易な価格で受注するとみんなが苦しむことになる」と伝えました。
彼らも懲りたようだし、現場監督さんもかなり大変そうでした。なにせ彼らに発注したのは会社の上層部だったらしく、監督さんは板挟みで仕事をしていたからです。
他人の資産に触れたり資産を作る責任感と、ビジネスとして利益を追求するバランスを取るのは難しい部分なのかもしれませんが、現場のこと、お客さんのこと、未来に繋がる人材の育成は、誰かに押しつけるだけではダメで、それぞれが考え続けなければいけません。
これからは今よりもっと海外から人材が流れてくると言われていますが、「Made in Japan」というのは部品や資材だけじゃなく、技術にも言えるはずです。
技量の見極め無く発注した会社の監理責任。東南アジアでも技量ある職人さん居ますよ。日系H社のバイク(125cc)のいくつかは確か東南アジア産だったはず。未だに「東南アジア=低品質」って認識をしていると浦島太郎になってしまうかも?
安物買いの銭失い予想通りよな
日本で技量試験をして 合格したら合格証を発行し、持ってない者は仕事ができないようにしたら‼️
客が一番求めているのが安い価格だし、それだけを追求するからこういう事が起きる
馬鹿でもわかる事に目を背け、それでも価格を下げる事に必死になってる販売業者が一番の悪
東南アジアと一括りにするのはどうですかね?彼らに技量が無かっただけだと思いますが。
危ない!って言葉も判らない職人を現場に置くな!
安く移民を使おうという短絡的でズルイ政策に問題あり。
安易に移民受け入れるなよ!
その前に日本人による日本人の為の国内政策をやってほしい。
たまたまニュースのレコメンドでこの記事にたどり着いた者ですが、建設業の方でもこの問題の原因が政治にあると気づいてない??と驚きました。激安競争も外国人労働者も、与党である自民党公明党などが緊縮財政、移民政策(政府は移民ではないと言い張ってますが)を推進してきた結果です。公的固定資本形成について調べてみてください。国がドケチをしているからであって現場の頑張りの問題ではないです。
建設業界では政治的原因と言うとなんでも政治のせいにするなと言う風潮。
未だデフレを理解していない。そして立ち上がろうともしない。
決して実習生が悪い訳ではない。数年で一端の大工になれる訳はない。
日本の大工はプライドが低い。
安くても何でもやる。仕方がない。
下手すりゃ日本人より実習生のほうが給料高い。
20代の同業者ですが大工は現場のまとめ役として業者に指示だったり状況報告するので、技量以外にも指揮をとる仕事も多いですよね。
海外部材は歪みが本当に凄くて、こういうのを日本の精度の基準に合わせた建物に使うのはとてもしんどいです。
海外は内装もペンキ仕上げだったりするので隙間とか関係なく、そういう国で建築をしてきた人の常識では日本の仕事はキツイでしょう。
外国人労働者の大工が普及するとするならば、施工管理会社の方にしわ寄せの負担が行くでしょう。
住宅は高くて値切りをする方もいますが、高いのは「建物」ではなく「土地」です。ぜひ覚えてください。