お気に入りの重機にニックネームをつける中国人たち
中国・武漢で発生し、大混乱を巻き起こしている新型コロナウイルス。病院不足が深刻な武漢では、800~1,300人程度を収容できる火神山医院・雷神山医院が約10日間という急ピッチで建てられ、2月3日と5日にそれぞれ完成しました。
建設期間はちょうど中国の旧正月である春節の時期。CCTV(中国中央電視台)は病院建設の模様をライブ配信し、感染を恐れて外出できない多くの中国人が、配信を視聴しました。その人数はなんと3000万人にも上ったそう。一時期は5000万人を超えていたという話もあります。
見ているうちに、働く重機に愛着がわいた視聴者たちは、「オンライン現場監督」(監工)として重機の働きぶりを実況。お気に入りの重機にニックネームをつけて応援し始めます。今は消えていますが、中国中央電視台のライブ配信ページには「加油(頑張れ)ボタン」が押せる人気投票ページが作られていました。
そこで、遅ればせながら人気投票の結果をまとめてみました(こちらは1月30日の結果です)。