“現場川柳2020″”クソ現場祭り”の発案者「普通の大工さん」って?
全ツイ建の発起人で、昨年大きな話題となった「クソ現場祭り2019」(現場で体験した、”クソ”なエピソードをツイートするイベント)も企画した「普通の大工さん」に話を聞いてみた。
――現場川柳を思い立った理由は?
普通の大工さん 去年の夏に『クソ現場祭り2019』という少しダーティーなイベントを開催したので、違う毛色のイベントをやりたいなと思ってはいました。
Twitterの雑談から、「川柳のイベントやったら面白そうじゃない?」って呟いたら周囲のリアクションが良くて、気づいたら企画練っていて。1時間後には企画概要案を書き終えて、全ツイ建を共に運営している「とまこまい」さんにプレゼンしてました(笑)。
ハウスメーカー勤務の皆でやった
「今までにやってしまった一番の失敗」告白大会
ダントツ優勝は、
「隣の敷地に家を建ててしまった」
工事監督のKさん#クソ現場祭り2019
— まるた (@marugotolab) September 3, 2019
※2019年9月に開催された「クソ現場祭り2019」の大賞ツイート
――集まった川柳を見てどうでした?
普通の大工さん 僕は昔からみんなが楽しんでるのを見るのが好きなんですが、たくさんの投稿を見れて本当に嬉しかったです。コロナで日常は変わってしまったけど、こうしてみなさんと遊べる繋がりは続けていきたいです。
また、”職人×企業”のコラボでイベントが開催されるなんて考えられないことなので、CraftBankを展開するユニオンテックさんには感謝しています。そうしたサポートに報いることができたかは、課題としてとまこまいさんと持ち続けたいです。
――いろいろ企画されてますが、本業は?
普通の大工さん 嫁さんと息子を愛でるのが本業、副業で大工さんをやってます。普段は新築木造や住宅リフォーム、オフィスや店舗内装などを手がける、いたって”普通の大工さん”です。大工界隈の僻地で細々やっております。
――全ツイ建の今後は?
普通の大工さん それぞれの職種や立場、考え方の違いもありますが、こうして相手の仕事や人柄を楽しみながら知っていくことで変わる部分ってあると思うんです。僕はみなさんを知れて変わりました。
そうした相互理解の場を楽しめる形で作っていきたいです。その先にいつか建設業を良くするためにできることがあると思います。興味ある方は、ぜひ全ツイ建で遊びましょう!
ビスの川柳すき
最優秀賞は笑えないんですけど。切実すぎて。