水の流量を予想した仮設を
今年も、梅雨の時期がやってきた。私は、河川の工事を絶賛請け負っている。河川工事において、施工管理技士が考えなければならない多々あるのだが、その中でも最も考慮すべきことは、「水をどう逃がすか」だ。大体の河川工事は、水上で仕事を行うために工事用の仮設道路を盛土で作成することが一般的となる。
そのため、工事用道路の作成に伴い、河川の幅員が減少するわけだが、この場合は雨が降り水嵩が増してオーバーフローする事態を一番避けなければならない。
また河川の増水を解決するためにコルゲート管を設置することが多く見られるが、ただ単に設置すればよいというものではない。普段の河川の流量と雨が降った時の流量の差をアバウトでいいので把握し、適切な大きさのコルゲート管を設置する必要がある。
流量を拾えないコルゲート管を設置しても、降水量の多い日になると、あっという間に河川はオーバーフローする。最初の段階で、確実に水をせき止めることなく逃がす方法をしっかりと策定することが重要だ。
すみませんが7月に河川工事?
出水期ですよね?
災害復旧なら理解できますが・・・
役所は上半期執行だから、出水期ガン無視で河川改修の工事出したりしますよ。
>役所は上半期執行だから、出水期ガン無視で河川改修の工事出したりしますよ。
確かに発注は出ていますね。ただ記事に出てくる川表の護岸補修は非出水期施工が原則では?出水期緩和工種でもないですし。
どのようにして現場乗り込みを発注者に認めさせたのか興味があります。逆に発注者の指示なら度胸ある監督員だなと思います。
発注は確かにあるよね。
ただ特記等で渇水期の施工を記載していることがほとんどでは。
真っ只中での護岸改修は聞いたことないですね。
逆に色々めっちゃ気になる。現場見学したい。