気温は34℃。作業を中止すべきか?
作業3日目のことです。2日目は南の島特有のスコールが午前中から頻発し、作業ができなかったので中断したので、工事としては2日目のこと。
作業員が初日にある程度の作業手順を掴んでいたため、午前中はスムーズに進み、このペースで行けばその日のうちに終わりそうな状況でした。しかし、前日とは異なり、天候は快晴。現場に設置した温度計も12時前で33~34℃を示していました。
工程としては余裕があったことから、作業員の体調を考慮し無理をする必要はないと私は考え、先任海曹に「午後の作業は、最も暑くなるであろう14時から15時の1時間を作業中止とし、16時以降から作業を再開してはどうか」と相談しました。
先任海曹は作業員と相談したいと言ったのち、戻ってきました。みんなの意見は休憩をこまめにとって作業は継続し、今日中に終わらせたいとのことでした。
「水分補給とこまめな休憩をとれば大丈夫だろう」と、私もみんなの意見に同意し、予定どおり午後から作業を再開しました。
熱中症患者の発生
結局この日の最高気温は36℃と、南の島でも比較的高い日となりました。作業が終了し、夕方に事務所に戻ると40代半ばの艦艇職域の隊員は、「体がだるく、めまいがする」というのでソファで横になるよう指示し、水分補給用のスポーツ飲料を売店で買ってきて本人に飲ませました。念のため医務室にも通報し、衛生員に事務所に来て見てもらいアイスノン等で体を冷やす処置をしていただきました。
衛生員は、「症状は熱中症のもので間違いないと思います。当該隊員は単身生活をされているようなので、念のため安否確認を兼ねて帰りと明日の朝は誰かが送り迎えをしたほうが良いと思います」とアドバイスをくれました。結果として大事には至らなかったのが不幸中の幸いです。
やはり、酷暑の中で特に慣れない作業をさせてしまったことは反省しました。施設職域の隊員は大丈夫だと考えていても、工事を経験したことのない人間からすると作業をするのも一苦労だということに想像力が働かなかったのは私の責任です。
民間建設会社の熱中症対策に驚き
現在はどうかわかりませんが、私たちが自衛隊で訓練をする際の熱中症予防に伴うアイテムやドリンクは、基本的に自前で準備するか、お金を出しあって購入する等の処置をしていました。組織としての対策としては非常に脆弱なものだと思います。また、現場責任者である幹部が自腹で差し入れするのも日常的でした。
民間に転職していろいろな方のお話を聞くと、現場に行くときにはドリンクや塩飴等の支給をしてくれる会社が多いことに驚きました。
熱中症は対応を間違えれば死に至るのは皆さんご存じのとおりです。これからの季節、現場での作業はさらに過酷なものになると思いますが、命あっての人生です。ちょっとでも異変を感じたら早めに周囲の人に申し出る勇気を持ってください。
34℃で湿度がどれくらいか判断出来ないが今日びの38℃超え猛暑に比べればまだまし。
皆が言う体調管理なんかで対応出来る範囲を超えている。
朝一番から警戒レベルMAXが普通ですよ、そろそろ当日作業中止も真剣に考えませんか?発注者の方々。
中止は良いけどその日の売り上げ高分は変更で保障してほしい。
難しいと思うけど、、、、、
経費は目をつぶっても原価(資機材、人件費)は最低でも保障してもらえる仕組みにしないと予算厳しいとこだと強行してしまうと思う。
職人だって1週間仕事できなきゃ生活に直結するのでは。
そら受注者が安全管理費名目で計上しているかどうかの話。
「ウチなら安くできます!」っつって手出した挙句「暑くて無理でーす。中止しよ?」とかなんの冗談よ。
↑そら計上している企業はないでしょうね。
そもそも対策して防げるレベルにないよね、だとしたら発注者としても考慮するべきだよね、その中止判断を発注者がするなら保障はみてほしいよね、受注者がするなら設計で予めみておく必要があるでしょって話し。(たとえば猛暑日割り増し何%とか)
後者の場合その後の入札でそれを削ったうえでならお宅の言い分はわかるけど。
発注者がそういう思考だから、金貰えない、過酷、故に出来る若手が離れていくんだぜ。現実みようぜ。
衛生員さんという立場はよく分かりませんが記載されている内容に対しての対応は適切でないと考えます。
WBGTに対しての作業員への対応は千差万別なので数字を基準に現場へ反映させれば問題ないかと思います。
事業場毎で責任区分は明確なので理解して各々対応しましょう
ご意見を賜りたいのでご批判覚悟で申し上げます。
最近、熱中症がやたら問題になっていますが、昔は涼しかったのかと
いうと、そんなことは無く、わたしが子供のころ、すなわち1970年
代でも33℃、34℃という気温は普通にありました。
当時、わが家を始め、大方の友達の家にもエアコンはなく扇風機のみ
でした。夜は暑くて汗が収まらないので、首にタオルをかけて寝ていま
した。夜11時ごろにならないと暑くて寝られない状態でした。
子供には当然遅い就寝時刻で寝不足です。汗疹(あせも)もしょっちゅうです。夏になると首は天花粉で真っ白けです
そんな環境でも昼間は帽子を被って友達と虫取り、野球、探偵(鬼ごっこ)、その他 いろいろな遊びを外でしていました。
暑くて日陰で休んでいると近所のおばちゃんが冷やしたトマトを塩と
共にくれて、おやつとして頂いていました。
=このトマトのまるかぶりが実に美味しかった。昔はトマトは今より
=安かったように思います。味も最近のようにただ甘いだけではなく
=酸っぱ味もあり濃かったです。たまにスイカもありました。
=当時はいろいろな家庭がうまく持ち回りみたいに自然になっていて
=子供の面倒を見てくれていました。
持って出ていた水筒には麦茶に少し塩を入れていましたし、
家で漬けた梅干しを必ず食べていました。
こうして塩分、ミネラル補給されていたんですね。
スポーツドリンクや塩飴なんかありませんでしたが、なくても問題
ありませんでした。というより、トマト、スイカ、梅干しのほうが
はるかに効果的で体によいと思っています。
まあそうしていても、子供によっては夏休み後半ともなると、
暑さ疲労がやってきて食欲が落ちる、いわゆる夏バテになることも
ありました。食欲が落ちても、キュウリやなすびの古漬けで冷たい麦茶
の茶漬けがあると、がぜん食べる気がするんですね。
ま、こうして夏を乗りきっていたんです。
で、最近はどうでしょうか?
家に帰ればエアコンがあり実に快適です。寝苦しいということはなく
寝不足にもなりません。
しかし、夜のエアコンに慣れた体で、翌朝暑いところにいったらどうな
るでしょうか?毛穴が開いていないので、熱が体内にこもるので、
そりゃよくないでしょう。
小学生や中学生たちも学校や塾でエアコンの聞いたところで勉強して
いて、暑いところで運動すれば、そりゃ誰だって倒れます。
土木建築業の方々は倒れるわけにはいきません。
様々な熱中症対策を取られていると思います。当然休憩も重要です。
わたしは医師やその道の専門家でもなんでもありませんが、
夏を乗り切る術として代々受け継がれてきた上述したようなことを
していました。
で、わたしの考えをまとめますと、(あくまで個人の感想、体験です)
1)暑さに慣れた体をエアコンの冷気にさらすのはよくない。
開いた毛穴は開いたままにさせておく。すると熱は逃げやすい。
2)夏はウリ科の植物を食べる。すなわち、きゅうり、ウリ、スイカ
そこに塩少々。特にスイカを食べた後の体の状態はスポーツドリ
ンクを飲んだ後のそれとはまるで違う。
3)酸っぱいトマトがよい。最近のトマトはとにかく甘さを追い求め
過ぎ。酸味が無いとダメ。
4)クエン酸、塩分補給として梅干し。甘い調味梅は不可です。塩のみ
5)休憩もしっかりとる。
6)麦茶に一つまみの塩。
ほんと、50年前の子供の時を思い出すと、夜は暑くて暑くて寝られませんでした。とにかく畳に寝そべっていて汗が収まらなかったんです。
少しでも畳の冷たいところへ移動していたものでした。
今はテレビニュースでエアコンを使いましょうと言っていますが、
当時はエアコンがなかったんです。大概の家庭では。
でも部屋で熱中症になるというのは、皆無とまでは言わないが
今よりずっと少なかったと思う。(状況から思っているだけ。データは手元にありません)
上述の術は、38℃の今日でも通用するのどうか?
あと、
サウジアラビアやインドの人たちはエアコンの無い時代、どうやって
過ごしていたのだろうか気になる。
まとまりのない情緒的な記述で場汚しで申し訳ございません。
熱帯の非先進国では昼間はだら〜と過ごしてますよ。
50年前ということで相当昔の話しかと思いますが、今は単純に気温だけでは無いのです。周囲はアスファルト、建物はコンクリートだらけで熱がこもります。俗に言うヒートアイランド現象ですね。
それ以外でも様々ありますが少し調べればすぐわかるので情報収集してみてはいかがでしょうか。
また赤道付近の熱帯諸国など湿度が少ないところとでは全く異なりますし、そういう国ですら作業はしませんよ。
しないというと語弊があるかもしれませんが、近隣住民の通常の生活をほぼ維持して工事を行うのは日本くらいではないでしょうか。
それでも疑問があるならあなたの方法で実践してみてはいかがでしょうか。効果があれば世の中にとってとても意味のあることになりますよ。
時代錯誤かな~、50年前はパソコンもスマホも無かったら現代でも無くても生活出来ると言ってるようなものです。
気温が33,34度になることがあったいっても8月頃の話でしょう
今や5月や10月でも30度を超える日がありますし、始業時にはすでに30度を超えてる日があります。
2,3時間だけ30度を超えるのとほぼ終日30度を超えるのでは、そして体温近く、超えになると放熱自体が難しくなり全然体への負担が違います。
そのうえ夜も気温が高く寝苦しいのです、
これだけでも50年前と条件が異なるのがわかるかと思います、これだけ指摘を受けても自説を主張されますか?