思わぬことで作業が中断することもある
それほど、危険があっちこっちにある現場なので、事前の危険予知活動は絶対必要だ。作業が複数階に散らばる場合は、作業場所の危険を作業員がしっかり把握していないと、思わぬことで作業が中断することもある。
上階で溶接を始め、養生が不十分で火の粉が降り注いだり、すぐ横で足場の解体を始め、通路が立ち入り禁止になったりと、他社の仕事がしっかり情報として伝わっていなければならない。
そのために、施工管理の担当者は、危険予知活動表の内容をしっかりチェックし、極力作業変更はしないという心構えが必要だ。
たかがKYボードでも、これだけ最低限の注意事項があり、その内容を明記したボードは、本来とても大切なモノのハズだ。だからこそ、「KYボードは大切なモノなんですよ!」と、安全担当者は作業員に説明しなければいけない。
ここまでは安全担当としての目線で話をしてきたが、施工管理の仕事をしていた時は、正直ここまで考えていなかった。
今後、建築の現場に戻った時は、危険予知活動表にしっかり目を通し、ありきたりの内容ではなく、より具体的な実際の危険に対する予見が可能な内容を目指そうと思う。
現場(作業場所)の不備を組の無能管理棚に上げてKYKだけで業者に投げたらだめでしょ。
掲示場所すら分かりにくい、若しくは朝礼を適当に行っている結果ではないのでしょうか。
黒板を持ち込んで本当にKYしている会社ならともかく、実際は下っ端がひとりで書いてるのが殆どでしょう?
まったく意味はないと思いますね