安全担当は人望がないと務まらない
真の安全担当の仕事は、人望がないと務まらない。
口先だけで安全の説明や指示をするだけなら誰でも出来る。だが、それを実際に行動に移し、実践し、継続し、作業員に理解させて納得できるように話すのは本当に難しい。
何より、「あの人の言うことなら、ちゃんと聞いてみよう」と思わせる安全担当の人間性が必要だ。
理屈だけで偉そうなことばっかり言っても、みんな聞いてるようで「また同じこと言ってら」と、右の耳から左の耳へと抜けるだけだ。
だが、実情はほとんどどの現場の安全担当も同じようなセリフを連発し、目新しい「オッ」と思わせるようなことは滅多に言わない。
もちろん、地道に基本的なことを繰り返し話すことがまずは大切で、同じことを言い続ける大切さも分からないではない。
自分や会社の立場は二の次
安全に関し、心に響くような内容の話が出来る人は滅多にいない。多くの安全担当者が上から目線で色々言うが、あれでは話が上滑りするだけだろう。
現場の危険要素、不安全要素を写真でみんなに説明する人もいるが、それはまだマシなほうで、多くの人が言葉だけで納得させようとする。
色々な事故情報を抜粋して話す人もいるが、それもあまり効果的とは思えない。
一見、色々工夫してるようで、作業員の気持ちになって説明できる人がいない。
事故が起きて本当に困るのは、本人やその家族だ。自分や施工会社としての立場はその後に来るべきで、作業する人間の事を真剣に心配すれば、おのずとその言動は変わってくるはずだ。
最初からどうせ聞いてないだろって諦めながら話してる
ほんと、安全担当者の話はクッソつまらないことがほとんどですね。
資料を棒読みでダラダラ、ダラダラ・・・ほとんどの人が上の空か寝てますよ。もっと興味を持たせられるように、考えて練りこんで話せないんでしょうかね。
しかし、安全担当者というのも、言っちゃ悪いが、他に使い道のない落ちこぼれがやるイメージがあります。バリバリ現場できる社員だったら、現場第一線を張ったり、所長を任されたり部長になったり。計算やデスクワークが得意なら、設計担当や見積積算担当に任命される。そのどっちもできない、口だけは軽くて人のいい、ドロップアウトしたおっさんがやる、みたいなw
安全が大切なことはもちろん承知してるんですが、担当者の扱いはどこの会社でもすごい軽いなあ~・・・ってのが正直な印象です。
安全と施工性は反比例な部分がありますね。
現場でなく、事務所で安全担当の事務方を2年くらいしています。
経験はないのに、今までの伝統のガッチガチのお決まりパターンや法令に基づき、下っ端として何とかやってます。
でも、頭ごなしに指摘や注意ばかりしないといけないような安全組織の雰囲気や伝統が本当に嫌です。。
むしろ、安全にこだわるあまりに、一般常識や相手の気持ちから、掛け離れていっていて、職場と最悪の関係性になりそうです。
本気でずっと悩んでいて、ここに辿り着きますました。
4の方と同じです。
事務所での安全担当をやっていますが、
書類作成、監査対応、社内ルールを守らせる、決まりきった研修をする、ことばかりです。
確かに、現場でバリバリやってた諸先輩の安全担当がいて、ごもっともなことは言いますが、偉そうで押し付けがましいので、社内では嫌われて役です。
人命尊重と言いながら、相手の側に立った話ができないし、一般常識より安全を重視して、本末転倒しています。安全のためなら相手にどんなに負荷がかかっても、平気なへいざです。
しかも、全てにおいて、やり方が古いので、余計に煙たがれます。自分自身、生理的に嫌だと思いますが、何とか少しずつ変えようとしています。
安全はやはり大切だし、人命に関わるのはもちろん、ビジネス的に支障をきたすリスクはありますから、自分なりの信念はもって臨んでます。
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