心も身体も健康でなければ、働き続けることはできない
――今はどのようなお仕事を?
渡辺さん 主に現場での安全確認業務で、週3回ほど栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川の各都県を巡回し、安全マニュアルを基に検査しています。
安全はキリがありませんが、辛抱強くやらないと改善されません。法律や規則に基づいて、現場担当者に会うたびに、くどく説明しています。地味ですけれど、誰かがやらなくてはいけない。文句を言われても信念を通さなければならない仕事です。
――安全技術の伝承も大切ですね。
渡辺さん そうですね。職人には我の強い方も多いですから、「このやり方でいいんだ」と譲らない方もいますが、最近では理解が深まったように感じています。職人が話を聞いてくれるようになった背景には、私の年齢が78歳ということも関係があるかもしれませんね。若い方だと「若造が何を言ってるんだ!」とどやされる可能性もありますから(笑)。
――65歳を超えてもまだまだ働きたいと意欲を燃やす技術者も多いですが、アドバイスはありますか?
渡辺さん 大病した経験からですが、まずは自身が健康であるか、働くだけの体力が残っているかどうかを健康診断を通してチェックしてください。ほかにも、ご家庭の生活基盤がしっかりとしていることも大切ですね。
そして何より、働くことの意味をもう一度、見つめ直してはいかがでしょうか。生活に困窮しているから無理にでも働かざるを得ない、ということでは切ないですから。高齢になっても働き続けるためには、身体だけでなく、心も健康でなければなりません。
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渡辺さんの記事を読んで、今日からまた頑張ろうと思いました!
3時に起きて資格勉強・・・。
頑張ります!!!
もうすぐ建築士試験だ!!
一日作さざれば一日食らわず
私も73で週4日現場監理の仕事をしています。
資格は大事ですね、面接でも必ず資格と現場経験
で判断されるようです。
私もコンクリート診断士の試験を受けるために
65過ぎてから、毎朝3時に起きて勉強しました。
その癖がついたのか、今も続けています。
早朝ウオーキングで足腰鍛えて頑張ってます。
努力する人がいてこれに応えてくれる会社がある。定年時期は個人差があっても良いと思います。経験があって資格がある人は宝だ。
こんな歳の人を採用している時点でいかに人手不足の業界なのか察せますね。
悪く言えば人手不足で年齢性別を気にしてる場合じゃなくなってきた。
そうじゃないんよ。
時代に則した仕事の仕方、物の考え方て仕事をいかに進め、効率をあげるかのために定年して欲しいのよ。
体が元気、英気モリモリの人でもその人のやり方で周りに負担をかけた方が会社にとって損失だよ