「企業努力」は社員を救うことにもなる
以前、家族経営の会社に飛び込み、社風を打ち破り、役員までに成り上がった人物に「どうすれば会社を良い方向にできるか?」と質問したことがありました。その人の答えはこうでした。
「”できません、無理です”は絶対言わない。嘘でも言わない。そのうえで、会社のためになると思った提案や意見はぶつけ続けること。できる仕事だけしているのってつまらないじゃん?会社にいるということは、いい提案を出して、皆を巻き込んで、いい方向に進んでいける。それが企業の醍醐味だぞ。最初は提案が却下され、相手にされなくてもぶつかり続ける。非常識もやり続ければ、常識に変わるんだよ。」
そうやって、この人は風通しの悪い会社に風穴をあけ、会社を変え、大きな企業へと発展させることに成功したそうです。
その方の話を聞いて、確かにその通りだなと納得しました。社内において、現場を熟知しているのは「現場責任者」である我々、施工管理者です。現場で気づくことはたくさんあります。
あんなのあったらいいな、もっとこうしたらいいのになと思ったなら、コスト面と効率面、現場での手間、ニーズ等、ありとあらゆる必要な情報を入手・精査し、資料にして、そのまま会社に「自分の提案」として、上司や営業、設計を呼んでプレゼンをすればいいのです。
提案が通らなかったとしても、なにか会社のためにしようとしてくれている、という「熱意」は確実に伝わります。会社のために自分ができる「企業努力」をすることは、全ての社員を救うことにもなります。そういう大きな視野で物事を考え、施工管理の仕事を進めてみてはいかがでしょうか。
余談ですが、私はこの事例を皮切りに、施工管理者でありながら当社オリジナル家具の提案をし、付加価値を生み出すためのプロジェクトを開始しました。社員一同楽しく愉快に取り組んでいます。
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
これは、ジュール・ヴェルヌが残した言葉です。この言葉は間違いないな、と日々実感しながら、今日も楽しく仕事に励んでいます。
なんの自慢?(笑)
1>そう取っちゃう人もいるんですね(笑)企業のために出来た実体験を書いただけです。書く時は気をつけないとですね。わざわざコメントありがとうございますm(_ _)m
Takict
企業努力というのは企業が社会対して働きかけの努力をするもので、単に利得を増やす事とは無関係という意味でしょう。
2>ちなみに利益は増えていません。今までなかったものを生み出す為に行った投資なのでマイナスです。
ただし、価値があるものを生み出したので「こんなものを開発した。」と企業が社会に働きかければ、「それいいね!」と真似する企業も出てくるでしょう。企業が行った価値創造は社会にとって価値を生むものだと思っています。利益の追求ではなく、価値を生むための投資は非常に重要だと昔から考えています。
コメントありがとうございますm(_ _)m
Takict
同じ建設業とはいえ色々な立場の方が見えるので受け取り方も十人十色なのかもしれませんね。
でも私も感じるのは、細部の納まりが現場では重要な問題となっていることが多々あり、そうした問題を粗末に扱わず、ちゃんと向き合うことはとても良いことだと思います。
問題解決の方法を建築の中だけでなく外に働きかけることで解決の糸口を見つけることもまた、素晴らしい発想だと思います。
色々なチャレンジを一歩一歩積み重ねて
より良い建設業、建築現場を目指せたらいいですよね。皆で頑張りましょう!
ありがとうございますm(_ _)m
4さんが言われてるように
細かい収まりはとても大事だと思います!細かいところの指示って監督のセンスがでるところだと思っています。
そこを百戦錬磨の経験を積んでセンスを磨いていきたいとほんと思います!
一つ一つ大事に身につけていこうと思います!
Takict
上司「何故できないのか」
部下1「不可能な事をやろうとしてるからできないんだよ」
上司「できない理由ではなくポジティブ思考で考えてみよう」
部下2「年収一千万にするならできる(人材が来るでしょう)」
上司「。。。。。」
(笑)
一千万ならいい人材来るかもですね!
でも経営戦略的な考えで行けば、一千万の人材が必ずしもその会社で使えるかは別次元ですよねー。
年収貰ってて出来ない人間沢山見てきました(笑)矛盾を感じますよね。
そうした人材が逆に会社の経営を振り回す場合もあります。
どこにでも会社の社風ってあります。社員1人の力で開拓って出来ません。結局、協調性/人間力/リーダーシップ。
これを兼ね備えた人なら1000万出すのも惜しくはないですね。
東大卒はやっぱりすごい
自分ができない理由をA4レポートで長々と書いて提出した奴がいた
結局、チームで実現する方法を考えてきた別の奴の案が採用された ^_^