女性建設技術者の増加と晩婚化・少子化の問題
中小企業の場合、女性社員の採用にまだまだ抵抗がある建設会社も少なくありません。
私の会社も大きくないため、女性のための新しい制度を設けても、「そんな制度を使うなんて甘えている」などと言われ、形ばかりのものになる心配があります。なぜなら、現場は常に動いていて、小さな会社では人手も足りず、派遣社員も使えず、社員はフル稼働だからです。
そんな環境なので、せっかくの新しい制度も、かなり使いづらいと思っています。表向きは「育児と家庭の両立が可能です」と言っていますが、制度があるだけで、私自身もこのままでは子育てはおろか結婚も難しいと感じています。
実際に、子供ができて産休をとった先輩社員は、内勤の事務の女性しか前例がなく、現場に出ている女性はみんな独身で前例もありません。おこがましいようですが、政府の女性活躍推進と少子化対策は矛盾しているとさえ思えてきてしまいます。
建設業界では「私たちの世代が働く女性の先駆け」となるそうですが、私は経済的・物理的に晩婚化は避けられそうにないと思いながら奮闘しています。正直なところ、私は結婚・出産を機に、退職しなければならないのでは、という不安も抱えています。
しかし、女性建設技術者がもっと増えることで、会社も業界全体も女性が働きやすい環境を整備しやすくなるという側面もあると思っているので、女性建設技術者の採用に賛成しています。
表題と内容が一致していない気がするのですが…
有休は消化しても、生理休暇は取れないという事でしょうか?
晩婚の理由が業務内容の所為という事でしょうか?
使える人材なら、育児休暇を取っても会社から電話が掛かってくるでしょうし、
何より先駆けと自認しているのなら、あなたが率先して行動するのが大事な事だと思います。そして続ける事。
女性の雇用は平◯建設が先駆けて居ますが、その後の活動が聞こえないのは、皆長く続いて居ないからなのではと思います。