マニュアルだけでは技術は身に付かない
マニュアルを作ってその通りにやらせようとする意識は、上層部の人間ほど強いように思う。ただそれは掛け声ばかりで、寄らば大樹の陰の意識が強く、輪をはみ出すような発展的なことは一切実践しようとしない。
そんな人たちが現場に来て、作業員の前で話をしても上滑りな話ばっかりで、作業員の心に響く話ができないのは当然だ。どんな話をすれば、作業員が自分事として捉え心から安全を確保しよう!と思ってもらえるか、そのためには何をどうしたらいいかなど、恐らく真剣に考えたことなどない人間ばかりではないだろうか。
だが、批判ばっかりしていても何も始まらないし、第一、全く面白くない。『お前の立場でできることはなんだ?』『お前はそれを実践してるのか?』と、そんな問いかけが自分自身に返ってくる。
ここまで私の想いを書いてきたが、マニュアルが全く役に立たないという話ではない。特に、技術の伝承を考えた時、基本から始まって応用の初級・中級・上級・超級などをまとめるのは、決して無駄にはならないだろう。
ただ、そのマニュアルを読んだり話を聞いただけでは、技術は身に付かない。その応用に至った経緯やその結論に到達するまでの生の情報に触れ、その話に感激し、それをマニュアル通りにいくかどうかを自分で実践してみて、初めて技術が身に付くモノだ。
私も、まだどこにも書いていないような建築図面の描き方や施工図のポイント、現場管理のポイント応用編などを、やる気のある若い技術者に伝授したい!!という気持ちはとても強い。
マニュアルに書かれた方法だけを頼るのではなく、自分の与えられた立場で最良最適と思われる方法を実践し続け、最終的にはその技術を伝承していきたいと考えている。
ある程度のマニュアルや基準がないと業務が属人化してしまいます。◯◯さんしかできない仕事というのは、企業からすると非常にリスクが高いです。仕事に再現性を持たせるという意味ではマニュアルがあった方が良いかと思います。マニュアルが実態に合わないのであれば、マニュアルを変えるよう働きかける方が建設的でしょう。
現場来ないやつが作ったマニュアルなんて、絵に描いた餅。
本社の人間は現場の人間にマニュアルを書かせることが仕事。
さらに、そのためのマネジメントをするのが仕事。
中にはまともな人もいるけど、実際の所大多数が
・マニュアル何て現場に合わない云々(実際マニュアルを、書類を作れない人
・俺は仕事を分かっていると発言(法令違反の上人に教える気が無い
・最近の若い者は~と文句(法規に明記されていなくとも、個々の現場の特記、契約時効に明記
つまりなんとなく仕事を続けてきただけで、技術レベルは大して高くなく、というか法令違反な上、低品質で最新技術に否定的で教育を放棄してそのうえで俺は優秀だ!と豪語する人が多いだけ(全員ではない
使えないマニュアルは必要ないけど
使えるマニュアルは絶対に必要だと思うが。
マニュアルのせいで技術進歩云々は見当違い
俺がもう一人いればなあと
思うのでしょう
身に覚えがあります