発注者とのやりとりで、ツブれそうになった

おそらく国交省職員と打ち合わせする五百川さん(たぶん右端)
――五百川さん、思い出に残っている仕事は?
五百川さん 最近関わった直轄元請けの舗装工事です。2つの現場で現場代理人を任されました。一つは栃木県の国分寺管内路面補修工事で、もう一つが埼玉県の国道17号桶川地区舗装補修工事でした。国分寺は夜間工事の施工を担当しました。国道17号のほうは発注者との打ち合わせ、提案などを任されました。国道17号は1万2,000m2と比較的規模が大きい工事で、コンクリート床版もやり変えました。工期も1年6ヶ月ほどかかりました。
――大変なことはありましたか?
五百川さん 国道17号がとくにそうでしたが、国土交通省とのやりとりでは、お金が絡む話も多かったので、気持ち的にツブされそうになりました(笑)。
――市橋さん、印象に残る仕事は?
市橋さん 東金道路のバリアフリー工事です。工事担当でしたが、初めての元請け工事だったことと、バリアフリー工事という、ちょっと特殊な工事だったからです。構造物をかさ上げしたり、ブロックの張り替えをしたり、ふだんの舗装工事ではあまりないような作業をしました。越谷の現場も、初めて現場代理人を任されたということで、印象深いです。初めてつくる書類などもあって、戸惑うこともありましたが。
自社製品、自社工法で施工できるのが他社にはない魅力

益子さん(左端)と職場の同僚たち
――日瀝道路の会社としての魅力はなんですか。
益子さん 路盤改良や防水など、ウチの会社独自のいろいろな工法を持っているところです。独自の製品もたくさんあります。自分の会社の製品、工法を使って施工できるのが、ライバル他社にはない魅力だと思っています。
――舗装の魅力はなんですか?
益子さん 舗装の魅力は、カタチとして残ると言うか、目に見えるモノとして残るところだと思っています。自分が関わった道路を走ったことがあるのですが、「良くできたな」とか「あそこはちょっとダメだったな」とか、感慨にふけることがあるんです。
――五百川さん、会社の魅力は?
五百川さん 益子さんと同じことですが、ウチの持っている製品や工法です。そういうものを発注者などに提案するなど技術的に行動を起こして、それがお金につながっているというところに魅力を感じています。
――五百川さんにとって、舗装の魅力は?
五百川さん みんなが使う公共の場所をキレイにすることで、社会に貢献していると思えるところです。
――市橋さん、会社の魅力は?
市橋さん 私も同じです。表面に色を塗ったり、特殊な工法をできるのが魅力だと思っています。
――舗装の魅力は?
市橋さん 舗装がキレイに施工できたときですね。「自分がやったんだ」とまでは思いませんけど、やっぱり完成したときは嬉しいし、達成感があります。
経験を積んでマネジメント力をつけたい
――今後やりたい仕事はありますか?
市橋さん 現場代理人の業務を完璧にこなせるようになりたいです。まだ半人前にもなっていないと思っているので。
――どういったところが足りないと思っていますか?
市橋さん 発注者とのやりとりとかですね。フランクな話し方ができないので、うまくコミュニケーションがとれないことがあります。上司を見習って、しっかりやりとりできるようになりたいと思っているところです。
――五百川さん、今後やりたい仕事は?
五百川さん 引き続き現場をやっていきたいと思っています。現場仕事には、現場作業と現場のマネジメントの2つがありますが、どっちもできるようにならなければいけません。マネジメントに関しては自分はまだまだ駆け出しだと思っています。いろいろな現場を経験する中で、その辺のチカラを身につけていかなければならないと考えているところです。
――益子さん、今後やりたい仕事は?
益子さん これまでにいろいろな舗装工事をやってきましたが、コンクリート舗装とか土工事とか、まだやったことがない工種を経験してみたいです。マネジメントの部分は、まだまだ経験が少ないので、これからも学んでいかなければならないとは思っています。
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