設計時に場内小運搬まで見込んでおくべきか
正直、これまで場内小運搬については深く考えたことはなかった。むしろ、「それは発注者側で考えること」くらいにしか思っていなかった。
なので、全体の工事金額に占める割合は大きくないという認識だった。しかし、この業務を通して、場内小運搬は決して無視できるものではないと意識するようになった。
もちろんだが、工事費に与える影響がある項目は場内小運搬だけではない。警備員だって、場合によってはとんでもない金額になることがある。仮設費にしてもそうだ。無視できない金額になることはよくある。
一方で、設計時にそこまで見込んでおくほうがいいのか?という見方もあるだろう。場内小運搬をきちんと考慮するには、詳細な施工計画が必要となる。工事受注後に、受注者が作成する施工計画書レベルのものが求められる。
設計段階でそこまで考えられる設計者は、そうはいないだろう。工事受注者にとっては「余計なことするな」となるのかもしれない。なんとも難しいところである。
必要な項目を計上せずに発注された時点で「歩切り」が確定します。建設業法第19条違反です。品確法にも明確に違反しています。必要な項目を計上しないこの行為が、建設業界の衰退に直結している事を知ってください! 発注行政の職員は「必要ないから計上していない」としか判断しません。設計額を積算する事は、それくらい責任が重大なのです。
建築畑の施工者です。
土木系コンサルタント、と聞いて私が抱くイメージはまともに建築工事の積算ができないってことです。
特にピンポイントで出来ない例が多いと感じるのは鉄筋工事のフカシ部分の拾い。
とあるコンサルの積算ソフトで拾えないから、って返答。
ソフト頼りで手計算でのチェックできないなら素人とほとんど同じじゃないか!
私が土木の世界を知らないせいもあるのでしょうが、土木系コンサルは建築工事に関わって欲しくないってのが正直なところ。
申し訳ないが、あなたのやってきたことは手抜き仕事をしてきたとしか思えませんよ。その為施工者がどれだけ損をしているか考えてください。